どうしていつもどうしょもない異性を
引き付けてしまうのか
Eさんは悩んでいた。
どうしてこんな大人になってしまったのか…
と思わざるをえない
アウトローな人
人として危険な人がいつもやって来る。
恋愛初期は
どこか危険な匂いのする人にひかれ
離れられないで数年いる事で
自分もどーしょもない事件に巻き込まれ
尻をぬぐいなど辛い思いを毎回してきた。
そのどーしょもない
というキーワードで
幼少の頃封印した
父親から聞かされたあることが
思い出された。
「お前はどーしょもない奴だ!なんでそんな風に育ってしまったんだ!」
親の言う通り素直で明るくいい子に出来なかったことで、頭ごなしに怒られ、どーしょもないと決めつけられた事があった。
そしてグッと悔しい思いと
罪悪感を押し込めてきたのだが
そこをよく感じてゆくと
父親は私のことをそんなふうに思っているんだ…
どーしょもない奴?
どうしてこんな風に育ってしまったのか?
犯罪者扱いされてたようで
ショックだった!
それがそのまま自分のイメージになっていた!
そのショックに気付いたとき
自分が自分に刺した犯罪者という
ぶっとい釘が抜けた感覚があったという。
あの瞬間に自分のことも父親のことも
大嫌いになっていたことも見破った!
父親とは社会です。
幼い時の親との関係は
家庭の中で起きているという認識ではなく
世界が自分に対して起こしている事だ
と認識してしまいます。
幼少の頃の父親がどう自分のことを見ているかは
社会が自分のことをどう見ているか
になるのです。
その間違った思い込みを
どこか気にして
立派な人になろうと理想をもったことで
自分の無意識が反転して異性に映し出されていたという仕組みを理解すると
どーしょもない奴は私のなかにいたんだ!
私の思考の中の私の印象がとんでもなく問題児だっただけなんだ!
異性を助けることでもなく
責めることでも無かった!
また自分を変えることでもなかった‼
私の中の間違った思い込みを知るだけだった!
この事に気付かれたEさんは
元々あったご自分の魅力がどんどん溢れてくるようになり
自分を安売りすることもなくなったので
健やかな異性関係を結べるようになってゆき、また、経済面でも潤うようになってしまいました!
空間がないと無意識はわかりません
親が自分をどう見ているか
そこにあなたの無意識レベルのエゴがこびりついています。