ナルシストには研究が深いふかふかです。
 
ナルシストと聞くと自己陶酔ですよね。



ステージに立つときはこれが無いと美しいパフォーマンスは出来ないので
異世界を世の中に提供する人は、これを持っていてほしいくらいですし
パフォーマーは、このエネルギーを外に出せるので生きてゆける所があります。

でもナルシス性を持ちながら無意識に
現実の一般的な生活を送るというのは、本人の生きにくさだけにとどまらず
周りに与える危険度が高くなる事もあります。


ナルシストの心の仕組みを理解してゆくと
なぜそこまで自己陶酔する必要があるかと言うと
無意識では深刻な劣等感を抱えていて、自己不適感、自己蔑視感というのがあるので
ナルシストは褒めてもらう事を脅迫的欲求としてしまうんですね。

誰かのSNSでそれを感じる事もあるでしょう。

これは本人にとってやめようとしてもやめられないことです。

隠しておきたい劣等感、自己蔑視感が膨大ですから


例えばハードな仕事をやって自己陶酔してきた人は
自分が倒れたりどんなに辛い思いをしても、やめる事ができません。

SNSで自己陶酔してきた人は家族を犠牲にしてまでいいね欲しさにやり続けるそうです。

美容整形の繰り返しなんかもそうですね

褒めてもらわずにはいられないし、褒めてもらわないと生きてゆけないくらい
神経症になっている事があります。


危険度が高くなると前述したのは
ナルシストは生きてゆく上で
私は凄いんだ!
誇大な自己イメージがあり
ちょっとした失敗や批判に過剰に傷付いてしまいます。

自分の世界観をガッチリ固めているナルシストにとって、
批判というのはとても耐えがたいものなので
自分の枠から少しでもずれていると思うものは批判ととらえてしまい
自分にとって目障りなものは直ぐにでも自分の世界から排除しなければなりません。
なので、ナルシス性攻撃性と同じものとも言えますね。


誰も私の事を分かってくれない…
誰も僕の事を理解できないだろう…
この闇が深くあるのです。
 

幼い子供は自分の事を分かって欲しいし褒めて欲しいので
親の前で覚えた事や自慢できることを色々やってみせたりしますよね。
これは普通な事でみんなやります。

だから子供のうちはみんなナルシストだったと言っても良いですね。
もしくはナルシストの要素があったと。

でも、そのまま大人になってしまった人もいるのです。
幼児のまま大人になってしまったという事です。

(ここをしっかり認めてゆくことが大事ですが、ここの解放の仕方は両親との関係性にありサロンの方でじっくりお話します)

また興味深いのは、ナルシストの攻撃性は弱さにも変化する時があり
自己憐憫惨めさを誇示して人の話が聞けなくなる時があります。

自分の世界観が強いので必ずそうなるのですが
表面的なアプローチで改善できるレベルのものではありません。

また、攻撃性が外に向く人と、内に向く人と分かれますが
内に向く人は鬱や病気になりやすいので
知っておくだけでも、嵌りむことは無くなってきますよ。
 
無意識のままこれを放置されたのが今の社会の多くの事件だと私は思っています。

今日の記事を読んで、今までナルシストについて興味が無かった人も
もしかしたら私もナルシストだったかも!と気付かれた方もいるかもしれません。
これは素晴らしい事です。

95%以上無意識で生きている人類がナルシストの心の仕組みに気付いてゆく事は
世界平和をもたらすくらい革命的な事だと思います。
例えばト〇ンプさんと言ったらわかりやすいでしょうか、
あなたの身近な独裁的な人はこれにあてはまりませんでしたか?
危険と言った意味がさらに理解いただけると思います。

これが、私達が凄い。という集団的なものになる事もあり
そして国レベルになったらどうでしょうか?
例えば宗教とか?

外からはあの人達はおかしいと丸見えなのに
その中にいる人たちは全く気付けない状況です。
この攻撃性は戦争を起こす事は丸見えですよね。

なので、まずは個人レベルでナルシストの同化を見破って意識の純度を上げてゆくのが大切だなと思う今日この頃でした。