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めまいに苦しむあなたへ：
良性発作性頭位めまい症（BPPV）
の自己診断法と自己治療法
～02～
「良性発作性頭位めまい症（BPPV）の
自己診断法と自己治療法～01～」はここから⬇⬇⬇
（目次の1～4です）
<目次>
- 良性発作性頭位めまい症とは？
- 原因
- 症状・予兆症状
- 診断検査方法と自己診断法
- 自己治療方法と治療方法
- 治療後の注意事項
- 回復期間
- 経過および再発防止の予防法
5．自己治療方法と治療方法
良性発作性頭位めまい症の場合、
ひどくなければ薬物は
根本的な治療法ではありません。
補助的にのみ処方され、
根本的な治療としては
耳石を元の位置に戻すための
体位治療が行われます。
ビデオ眼振検査の結果に基づいて、
耳石がどちらに移動したかによって
治療法が異なります。
検査室での治療では、ビデオ眼振ゴーグルを装着し、
目の動きを観察しながら治療が行われます。
自己診断法で明確に良性発作性頭位めまい症が
判断された場合は、
自己体位治療法を試してみてください。
ただし、症状が曖昧な場合は
一人で治療を進めず
必ず近くの病院で診断を受けてから
治療を受けるようにしましょう。
自己治療法
水平半規管良性発作性頭位めまい症の場合、
例えば右水平半規管：
- 最初に、ベッドの上で右側を向いて横になります。めまいが治まるまで1-2分ほど待機します。
- 次に、めまいが治まったら、首を回して天井を見ます（1分待機）。
- その後、左に首を回します（1分待機）。
- その後、床を見るようにうつ伏せの姿勢で一周します。肩と体を左に回し、最後にうつ伏せの状態で首を回します（1分待機）。
- 最後に、最初の姿勢に戻るために、再び体と肩を右に回し、最後に首を右に回して横になります。そして、再び天井を見る状態で1分待機します。
- 首を固定したまま座ります。
左の場合、反対方向に進行します。
後半規管良性発作性頭位めまい症の場合、
例えば右側：
- 最初に、右に45度斜めに首を回し、頭をベッドの外に反らせて横になります（めまいが治まるまで1-2分待機）。
- 次に、首だけを左に45度傾けて眺められるように回します（1分待機）。
- その後、下向き(左)に45度を眺めるように床を見ます（1分待機）– 体は左の壁を見るように肩まで回します。
- 横になったままで首を固定してすぐに立ちます。
6．治療後の注意事項
良性発作性頭位めまい症は、
耳石が正しい位置に戻れば
迅速に回復する疾患です。
診断を受けた後、体位治療を行った場合、
初日には耳石が再び動き出すことが
ありますので
より速く耳石が固定されるように
首を下げたり、すぐに横になったり、
または歩いたりすることに
注意してください。
そして、一週間は顔を回さないように
特に注意してください。
寝るときも、医師が説明した方法で
一方向を向いて寝ることが推奨されます。
7．回復期間
良性発作性頭位めまい症の回復期間は
一般的には1週間以内に改善する
ことが期待されますが、
後遺症によってはめまいが
10日間続くこともあります。
しかし、時間が経っても症状が改善しない場合は、
再び医師の診察を受けることをお勧めします。
8．再発防止・予防法
良性発作性頭位めまい症は
再発が頻繁に起こることがあり
特定の状況や季節、
前兆症状が再発の原因となることがあります。
自身の再発の傾向や前兆症状を把握し、
そのような状況にさらされないように
することが重要です。
私の場合、春に再発しやすく
免疫力が低下したり、ストレスを感じたりすると
再発しやすい傾向があります。
個々の再発原因や状況を覚えておき、
予防に努めることが大切です。
また、良性発作性頭位めまい症の症状は
他の脳疾患と似ていることがあり、
正確な診断が必要です。
再発した場合でも、
必ずしも良性発作性頭位めまい症である
とは限りませんので
適切な医師の診断を受けることが重要です。
今日は、良性発作性頭位めまい症について
わかりやすく説明してみようと取り組みました。
病気をお持ちの方々ならご存知かと思いますが、
良性発作性頭位めまい症は本当に厄介な疾患であり、
予防には細心の注意が必要です。
私は自己治療法を早めに試し、
2日で症状がよくなり、後遺症も残りませんでした。
また、寝ている間に耳石が戻ることもあるので、
良性発作性頭位めまい症を患っている方々が
早く回復することを心よりお祈りしています。
今度は良性発作性頭位めまい症と似た症状を持つ
前庭神経炎やメニエール病など
さまざまな疾患についてもお話ししたいと思います。
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