私たちキリスト者は

 

狼の群れの中の羊のような状態。

 

ぼーっとしていたら

 

獰猛な狼の餌食になってしまいます。

 

だから被造物の中で一番狡猾な

 

サタンのように賢く、

 

ただひたすら神の栄光を顕すために

 

お働きになる聖霊様のような

 

愚直なほどの従順さでもって

 

みことばを生きていくことが

 

大切なのです。

 

これはイエス様らしい表現だと思います。

 

サタンと聖霊を狼と鳩に比喩して

 

語っておられますが、

 

サタンも元はと言えばルシファーという

 

大天使だったことを思い出しましょう。

 

己の力に溺れてしまった時に

 

堕天使となってサタンになりましたね。

 

同じようにキリスト者も度が過ぎると

 

よくないのです。

 

東アジアでは儒教の影響もあり

 

中庸という考え方が浸透していますが、

 

キリスト教の信仰も

 

この中庸のスタンスが重要です。

 

過ぎたるは及ばざるが如しとの

 

上杉鷹山公の言葉も思い出します。

 

神のためにといきりすぎると

 

自己中心的な考えを

 

ごり押しするようになってしまいます。

 

果ては排他主義にまで至ってしまいます。

 

保守傾向が強い正統派教会で

 

よく見受けられる悪しき傾向です。

 

また、その逆に従順さばかりを強調すると

 

唱導者の奴隷のようになって

 

神ではなく誰かに喜ばれる存在に

 

なってしまいます。

 

異端の信者がこの状態です。

 

何事も偏らないことです。

 

信仰もバランス感覚が重要です。

 

堅実な信仰とはバランスの取れた信仰。

 

極端な没入は危険サインです。

 

 

 

 

いいですか。

 

わたしが、

 

あなたがたを遣わすのは、

 

狼の中に羊を

 

送り出すようなものです。

 

ですから、

 

蛇のようにさとく、

 

鳩のように

 

すなおでありなさい。

 

(マタイ10:16 新改訳)

 

 

 

 

 

↑献金・寄付はこちらへ。

 

皆様のご支援を

 

心から感謝いたします。