出来れば苦しみは避けたいと
思ってしまうのが
私たち凡夫の悲しい性なのでしょうが、
様々な苦境を乗り越えることで
私たちが成長するのも事実です。
逆に恵みばかりを受け続けると
恩恵過多により恵みを恵みと
感じなくなるばかりか、
霊的に怠惰となり
身を亡ぼすことになります。
サタンも苦しみを与えるばかりでなく
この世での栄華を極めさせて
そこから突き落とすようなことをします。
苦しみだけを与えるのでなく
恵みをも与えて私たちを籠絡するのです。
サタンは人を恵み中毒に陥らせて
かえって神から遠ざかるように
仕向けるわけです。
一方、神は人との交わり保つために
克服可能な試練を与えつつ
私たちと共に歩まれることを望まれます。
ですから信仰生活を送る上で直面する
様々な試練は結果的には私たちに
益となるという事を知っておきましょう。
また、先にも述べましたが、
神は克服可能な試練しか
お与えになりません。
神の臨在を信じて
出来る事をやり尽くし、
もう自分の力では
限界だとというところまで行ったときに、
神は私たちの弱いところに働かれて
その試練を克服できる力を
与えてくださるのです。
その意味で、苦しみは、
神の力を経験する機会であると同時に
私たちが霊的に成長する
絶好の機会でもあるのです。
あなたがたは、キリストのため、
キリストを信じる信仰だけでなく、
キリストのための苦しみをも
賜ったのです。
(ピリピ１：２９ 新改訳）
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