自分を傷つける者や
憎んでいる者に対して
よくしてあげたり愛することなど
到底無理です。
先ずはそのような事は
自力では絶対に無理だという事を
知っておきましょう。
一方で、そんな無理なことを
主は求めておられることも
知っておくべきです。
そして祈るのです。
〈私は敵や私を憎む者に
よくしてあげることはもちろん、
愛することなど無理だし、
理解することすら無理です。
そんな私を憐れんでください。
この状況から
逃れることが出来るように
知恵をお与えください。
そして私をお護りください〉と。
真摯に祈るならば
神はこの祈りを
聞いてくださるでしょう。
そして神の力が
私たちの弱さのうちに働くとき、
私たちもキリスト・イエスのように
敵対者をも愛することができるのです。
自力で危害を加えてくる者を
愛そうとすれば、
かえって厳しい状況に陥ります。
敵をも愛するアガペーという愛は
神から賜わるものです。
自力で得られるものではない事は、
イエスを裏切ったペテロを見ても
分かるでしょう。
先ずは、自分の弱さを知る。
これが大切なのです。
しかし、
いま聞いているあなたがたに、
わたしはこう言います。
あなたの敵を愛しなさい。
あなたを憎む者に善を行いなさい。
（ルカ６：２７ 新改訳）
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