先週の週末から体調を崩し、1週更新をサボってしまいました。。。はこの亀谷です。

 

今週は「本質はやってみないと分からない」で1本書いておきたいと思います。

 

これは自戒も込めてになりますが、人間って思考する過程で「出来るつもり」になってしまいます。。。

 

ただ、どんな小さいことでも、知っているとやったことがあるには、天と地との差があり、人は常にやったことからしか学べないというのは、今押し寄せてきているAIの時代においては大切なことだなぁと感じています。

 

今日はそんなことをぼんやりと考えてみます。

 

実際にやってみると意外と思っていたこととは違うことに気付く

何事もそうなのですが、考えてイメージが思い描けるのと、実際にやってみるのとでは全然話が違います。

 

どんなに勉強して知識をインプットし、計画を立てたとしても、予想外のことが必ず起きます。

 

当たり前なのですが、頭の中で考えていることというのは、全て予想の範疇内です。(※だって頭の中で考えられているんだから)予想外のことは絶対におきません。

 

だから何事も、実際にやってみないと本来の真実とは出会えません。

 

「ドン・ジュアン」で「事実は小説よりも奇なり」と言われていますが、まぁ、それはその通り。

 

小説だって所詮は人の生み出した産物です。

 

社会は集団で構成されていますので、一人の人間の想像では及ばない多くのことが実際の現実では起きています。

 

頭の中で計算している価値は間違っていることを理解する

頭の中で考えているだけでは意味がない。現実世界へアウトプットすることが重要だ。

 

と分かっても動けないのは何故なのか?を考えると、2つの可能性が思いつきます。

 

①想像出来てしまったので、実際に実行する意味がないように感じた

②想像しただけで、出来ないと判断した

 

人間、全てはその瞬間における時間とお金と能力の制限を受けますので、自分の持てる資本の範疇内で投資する対象の取捨選択を行わないといけません。

 

その際に、自分が想像できるレベルの中でやることの取捨選択を行うと、①か②の状況が起きるのではないかと思います。

 

①②どちらのパターンも、今やる必要はない。という選択になってしまうのですが、本質的には①②が本当かを検証する必要があるんじゃないかという疑問を持たなくてはなりません。

 

その上でやってみて、やっぱり無理だったという形で、今の自分の現状を受け入れるが正しい選択だと思います。

 

②はまだマシですが、①の場合は出来ない可能性も残っているのに、出来る気になってしまっているという状態は、自分の能力の見積りを誤っていますので、今後の判断軸の精度にも支障が出てくるため要注意です。

 

やる前の見積りは全て頭の中だけでの話で、実際にやったときとは異なっているという理解が必ず必要になります。

 

考えているよりも、実はやったことが早いことの方が多い

人間は損を嫌うようにプログラムされているので、時間やお金を無駄にすることを嫌います。

 

ただ、考えているだけでは現実とのズレが生じているので、実は失敗の可能性を織り込んででも、やってみた方が早いことが世の中多いです。

 

特に日本人はいつまで経っても計画ばかり立てて、実行に移さないことが多いのですが、ざっくり考えて、まずはやってみて、その結果を元に調整しながら前に進んだ方が、結果的に早くゴールまで辿り付けることが多くあります。

 

というよりも、どのタイミングで入っても、絶対的にイメージとリアルとの調整期間が入るので、スタートしたタイミングが早ければ早いほど有利という図式が成り立ってしまいます。

 

経験した人が教えてくれるとか、世に情報が出回るなど、一見待つことによるプラスの要因があるようにも見えますが、情報が出れば出るほど、その先にある価値が低減していくので、投資とリターンとの関係性でいくと大して変わりません。

 

もし後から情報が出てきたとしても、その情報を精査する目が必要になりますので、実際にやってみて、その目を持ってさえいれば、進行しながらスピードを上げることも出来るでしょう。

 

やったことがあることも、ブランクがあればそれは新しいこと

あと実はやったことがあるも過信すると判断を誤ります。

 

1度程度のやったことがあるは、環境要因によってすぐに状況が変化します。

 

例えば、昔やってみたけど楽しくなかったとか、昔やってみたけど役に立たなかった。程度で終わらせていることは、何故、そう感じたのかを整理して仮説をもっておくべきでしょう。

 

食べ物の好き嫌いとかでは良くある話ですが、小さい頃は苦手だったけど、大人になったら好きになったみたいな話は何事でもありうる話です。

 

人の身体は日々変化していますし、時代も環境も日々変わっています。

 

食べ物の好き嫌いは味覚の変化によるものですが、思考の変化やトレンドの変化、所属する環境の変化によっても起こりうるものです。

 

前駄目だったから今も駄目だと思うのはそういう意味で論理的ではありません。

 

何故、前はそう感じたのか?今やったらどうなんだろう?というカードは常に持っておきたいものです。

 

最近似たようなことを、何度も書いている気がしていますが、AIの進歩を見ていると、人は本当に現実を生きていること、リアルな世界を感じられることのありがたさに気付かないといけないなぁと日々思います。

 

生きるとは呼吸をすることではない。行動することだ。

 

とルソーは言っていましたが、考えているだけも呼吸をしているだけと変わりません。

 

少しでも行動すること。現実世界で何かしらの変化を起こすこと。

 

これが一番大事ですね。

 

自分では小さな紛れかなぁと考えていることも、バタフライエフェクト的に世界になんらかの影響を与えているかもしれません。止まらず一歩ずつ前に進んでいきましょう!

 

それでは、今週もお疲れ様でした。来週も頑張りましょう!