2月に入りました。株式会社はこの亀谷です。

 

私の好きな戦略に「長期分散投資」がありまして、今日はそんな話を書きます。

 

粛々と働くをモットーに日々働いていますが、なんで粛々と働けるのかということも整理していこうと思います。

 

 

未来は見えないけれども、長期的には良くなる可能性が高い。

人の脳って不安や不自由によるストレスがかかると解決しようと動くように出来ています。

 

なので、今がどんなに苦しくとも、長期的には右肩上がりに伸びていくはずなんです。

 

だから、人生においても投資においても、情報を集めて、短期的なリスクを取り過ぎずに、ポートフォリオを分散させて長期的に投資していけば、最終的にはリスクを抑え、複利も相まって誰でも勝てる構造になっています。

 

人生は時間投資だと考えると、時間は貯められない性質のものなので、長期分散投資との相性は抜群です。

 

ただ、この「長期分散投資」戦略ですが、簡単なように見えて一番の問題は「続けられないこと」にあります。

 

何故、続けられないのか?

 

それは未来は誰にも予測できないため、短期的な結果からくる不安に勝てなくなるからです。

 

人生も投資も波を描いています。

 

良い日もあれば悪い日もある。長期で分散投資していれば勝てるってみんな言っているけど、長期ってどれくらいを長期で見れば良いんだっけ?そんな不安に駆られます。

 

しかも長期の波は過去を振り返ることでしか確認できないので、自分で過去を振り返れるように意識的に記録しておかないと確認できません。

 

投資の管理画面でも、それぞれの商品ごとのチャートは見れても、管理画面に自分が投資した内容の長期のチャートが出るものと出ないものがあります。

 

人生の場合は、何かに記しておかないと振り返ることができません。

 

過去の記録をちゃんととって、一般的に強いと言われる長期分散投資の結果を、自分で確認しその戦略に自信を持って進めることが一つのポイントになってきます。

 

長期分散投資を継続するために記録を残そう。

だから、長期分散投資を失敗せずに続けるためにやるべきことは「記録」です。

 

全てを「記録」しておくこと。

 

生活でいけば、XでもブログでもSNSでも何でも良いので、カテゴリに分けて、その瞬間の自分を記録しておきます。

 

投資も支出も年収も体重も、何でもかんでも記録してグラフにしておきましょう。

 

そして、期間を決めて振り返り、目標に対してズレを感じるようであれば、大きくではなく、小さくポートフォリオを調整するかリバランスを考えて実行してください。

 

1ヵ月、3ヵ月、半年、1年でやれれば十分だと思います。

 

ポイントは止めないことです。

 

長期的に続けていれば、1日2日データがなくても波が崩れなくなるので、継続に対してのプレッシャーも減っていきます。

 

また短期の増減は仕方ないと開き直り、長期的な改善を目指しましょう。

 

甘い誘惑に惑わされてはいけない。

気を付けないといけないのはリスクコントロールです。

 

世の中には「すぐに●●」「楽して●●」という形で、人の心の弱さに付け込んで商売をしようというビジネスが大量に存在しています。

 

「投資」と「投機」と「浪費」がありますが、絶対に「投機」と「浪費」を行わないようにしてください。

 

それをやるとせっかくの原資が減ってしまいます。

 

必ず「投資」すること。

 

リターンが良く見えるものには、その分リスクが存在しています。


短期で大儲けなんてことは世の中にありません。

 

適切なリスクをとってやるべきことを考えましょう。

 

またリスクがないものに利回りは発生しないので、適切なリスクはとらなければいけないことも理解しておいてください。

 

時間はかけてもよいので、ポートフォリオを練り上げて、将来に向けて期待できる状況を作ったら、あとは微調整を加えながら、ただただ分散投資を繰り返すだけです。

 

これだけで十分勝ち越せます。

 

長い人生、なかなか先まで考えられないという人も多いと思いますが、この原理原則を押さえておくだけでも、圧倒的に勝てる可能性があがるので、是非若い人ほど考えてみてください。

 

それでは、今週もお疲れ様でした。来週も頑張りましょう!