”法とは願い”【100/366】

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とうとう祝100回です!

 

3月死んでいたサボりましたが、それ以外はまだ欠かさず続いています。

 

さて、そんな記念すべき100回のお題は、

 

“法とは願い”

 

という言葉についてです。

 

キングダムの中で、法による統治を宣言した政(後の始皇帝)の言葉を受け、

 

昌文君が、投獄されている元呂氏四柱、法の番人と呼ばれた李斯のところに行き、

 

「法とは何か?」

 

というやりとりをします。

 

その流れの中で、

 

昌文君は、

 

「法とは刑罰をもって人を律し、治めるもの」

 

だと回答して、李斯に一蹴されます。

 

「刑罰とは手段であって、法の正体でない」

 

と。

 

そこで、昌文君は聞きます。

 

「では、法とは何なのだ」

 

と、その時の李斯の答えが、

 

これだったんですね。

 

「法とは願い。国家がその国民に望む人間の在り方の理想を形にしたものだ」

 

漫画読んでた時は、全然気が付けなかったのですが、

 

最近、会社のルールをずっと考えていく中で、改めてこの言葉の凄さに気づきました。

 

私は、会社を設立してからというもの、社内のルール作りからは逃げてきました。

 

ルールなんてない方が良い。そのタイミングに合わせて考えられる大人になろう。

 

と。

 

これでも数名でやっていたころは通じていました。

 

でも、本当は会社としてはこれでは駄目なんです。

 

どうしてもサラリーマン時代の癖が抜けず、

 

「法とは刑罰をもって人を律し、治めるもの」

 

というイメージが強くついてしまっていましたために、ルール作りから逃げている発言でしかありません。

 

会社は、いろんな思想・文化を持ったひとが集まり、集団として動いています。

 

その人たちに、どう生きて欲しいのかを明文化し決めること。

 

それこそが法だし、会社におけるルールなんだと、気づかされました。

 

今の日本の良くわからない政治や、過去に縛られた法律を、私が変えることはできません。

 

ただ少なくとも一緒に働く仲間には、

 

この会社で働くことによって見える未来に希望をいだいてもらえるように、

 

そして、それによって社会へ利益を還元できるように、

 

来期に向けて、しっかり社内ルールと向き合っていこうと思います。

 

 

いや、でも本当に難しい問題です。

 

それでは、また明日!