せっかくの3連休ですが、まったく体調が良くならず、未だ頭がふらふらしています。


先週金曜日、体調不良の中、記念なのでCCI 20周年記念パーティに参加してきました。もっと声が出れば、、、と思いましたが、久しぶりに懐かしい先輩方にもお会いすることができ、非常に良い時間を過ごすことができました。

 

 

さて、その流れで思い出話も含めて、

 

今日は、今だから思う、若いうちにどブラックベンチャー企業で我慢して働くメリットについて考えてみたいと思います。タイミングも良かったと思いますが、私はCCIに新卒1期生として入社できて本当に良かったと思っています。この会社がなかったら、今の自分はありません。本当に感謝感謝です。

 

最近の就職活動をしている大学生は、労働時間が長くて、キツいと、すぐにブラック企業と呼んで敬遠しますが、世の中には「生みの苦しみ」というキツさもあり、一重に全ての企業をブラック企業に入れてしまっては、せっかくのチャンスを逃す可能性があります。

 

特に成長しているから忙しい企業に新卒で入社するメリットとしては非常に大きいです。思いつくものをあげると、

 

①内部からはあまり新卒扱いされないので、頑張って勉強すればどんどん伸びる。

特に新しい業界だと、中途ととの知識差が少ないので努力でポジションを得やすいです。また周りも忙しいため、新卒に手をかける暇はなく、中途社員と同様に使えなければ、使えない、使えないと本気で怒られまくります。ここを如何に乗り越えるかはポイントです。

 

②意外と外部の方からは優しくしてもらえる。

新卒にも関わらず、普通に仕事をこなしていると、意外と外部の方からは優しくしてもらえます(笑)


③他を知らないので、キツイことでも普通のように感じられる。

新卒は比較軸がないので、受け入れてしまえばきつくもなんともありません。周りの話は無視して自分の現状だけ受け入れれば、自分のいる環境が普通になります。人間、簡単に慣れてしまうものです。


④中途はどんどん辞めていくので、新卒でもチャンスが増える。

CCIは私が入社したころ社員数100人弱、平均勤続年数7ヵ月という衝撃的な会社でした。どんどん人が辞めていくのですが、それにも増してひとを採るため、4年いると社員数が350人以上になっていて、自分が上から数えて50番以内くらいのポジションまで上がっていました。


⑤耐えたものにしか得られない技術が得られる。

世の人にはこれが一番よくわからないことだと思います。意外と耐えしのぐことによって手に入れられるスキルや利権というものが世の中には存在しています。これは耐えた人にしか見えません。

 

などでしょうか。

 

私は第一期の新卒社員というプレミアムと会社の勢いとに乗って、メディア部→営業部→九州支社の立ち上げなど色々な業務を担当させてもらえました。加藤さんとの出会いを筆頭にして、外部の方と繋がる機会が多かったのもこの時期です。

 

今となってみると多くの辞めていった元CCIの先輩たちも、業界内の別の会社で活躍されており、未だに良くしていただいていたりします。※これは本当にあの時期のあの会社にいてよかったと思います。

 

喉元過ぎれば熱さを忘れるとは良く言ったもので、辛かった記憶なんで、どうせ思い出しても笑い話にしかなりません。20代にこの苦労を買ってでもするかどうかで、30代以降の人生の幅が大きく変わります。私は本当に得をさせてもらいました。

 

会社選びや、今の働き方に迷っているひとは、一度ゆっくりその会社が本当にブラックなのか、成長に伴う一時的な厳しい時期なのかを考えてみると良いのではないかと思います。もし、成長に伴う一時的な厳しい時期であるのであれば、耐えることによって得られる大きなものがあるかもしれませんよ。


最後にはなりますが、CCIの皆さま、生意気ばかり言っておりますが、本当にあの時期はありがとうました。そして20周年おめでとうございます。

 

P.S. CCIは、今は800人を超え、超ホワイトな立派な企業になっていますのでご安心を(笑)