前発言の一部訂正です。
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そして、この信念(引用者注「人間は究極において平等である」)は、「人間は究極において不平等である」という命題が成り立たないことで立証されるだろう。この否定命題は、「人間は究極でないところで不平等である」と「人間は究極において平等である」の2つであるのだから。(う?これで合っている? もうひとつ「人間でないものは究極において不平等である」も論理的にはありか!)
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しかし、p・q⇒rが成り立たない(偽である)とき、真であるのは、p・q⇒~rであって、p・~q⇒rや、~p・q⇒rではなかった。
p:人間である
q:究極である
r:不平等である
ただ残る疑問は、「人間は究極において不平等である」という命題が成り立たない、という意味が「証明できない」ということだとしたら、それを「偽である」ことと等値していいのか、ということなのだが・・・
ではあるが、p・q⇒r(人間は究極において不平等である)という命題が成り立たない(偽である)とき、p・q⇒~r(人間は究極において平等である)は真である。