ヤフー時代のブロ友撮影
藍なりの演舞は、初めから終わりまで、緻密な思考と豊かな感性で組み立て、創り出されています。
こんな難しい作品を、覚えられるだろうか・・・
こんな複雑な動きを、どうすれば間違わずに踊れるだろうか・・・
新しい作品に出会う度、胸がときめき、踊る喜びを全身で味わいながらも、大きな不安がよぎります。
4分以上の演舞を振り付けするのは、抜きん出た才能と大変な身体能力が必要だと、つくづく感じて泣けてきます。
練習の度に、2エイトづつ振り落としされるので、覚えやすいのですが、直ぐに身体に入る訳ではありません。
振り落としと同時に身体に入る人もいますが、私は忍耐強く何度も何度も練習して、身体に入れていく事を、繰り返しています。
宮崎駿監督が言っていたのですが、新しい作品を創る人間は、自分の全てを出し切る覚悟がいるのだと・・・
本当にいい作品は、何年経っても色褪せない魅力がありますよね。
魂を込めて創る作品を、チーム皆で踊れるのですから、踊り子もそれぞれが全力を注いでいきたいと思います。
私のやり方は、楽曲を耳だけでなく、目でも確認できるように、エイトづつ分解して、ノートに書きます。
8・8・8・8・・・・・・
曲調の変わり目がはっきり分かり、4エイトを段落の様に捉えることができます。
それは、振りを覚えると言うより、振り付け師の思いを理解する事に繋がります。
この音で、カノン・・・
この音は、メリハリ・・・
この音は、情緒・・・
奥の深さが心を満たし、眠れなくなる夜は多々あります。
今年の演舞は、60名以上の踊り子が、列を作ります。
メンバーが増え、スムーズな振り落としと参加チケットの購入等、チームが成熟してきた表れであり、我々は今を精一杯生きているという自負を持ち続けて、活動していきます。
さあ、ここから次の段階へ、練習を重ねていきます・・・
がんばれ~!!