丸紅ギャラリーから二重橋方面まで歩く。

 

銀杏並木が美しく、結婚式の写真やらコスプレイヤーやらが出没してました。

 

明治生命ビルに到着したら「は、腹が減った・・・」

B2の猿田彦カフェでホットサンドを注文。

パンの焼き加減と言い、中身のトロトロ加減と言い、チャイの甘さ加減と言い、ワタクシ好みの◎でした♡

 

静嘉堂文庫前の広場にはなかなかに大人向けのツリーがあって、建物のヨーロッパの駅風な雰囲気に合う。

 

 

展覧会の方は、俵屋宗達の国宝「源氏物語図屏風」を中心に、平安時代の文学作品に関連する書物や絵画・工芸を展示。

大河ドラマ「光る君へ」に照準を合わせたともいえる。

 

土佐光起による「紫式部図」

料紙を前に文章を推敲する式部の中に籠った感じが伝わる。

 

国宝 俵屋宗達 「源氏物語澪標図」

夫の威光を肌で感じ、気後れしてひっそりと船を返す明石の君

 

同じく「源氏物語関屋図」

空蝉の弟が中心の茶色の装束の男性。光源氏は牛車の中。

 

いずれも景色の抽象化が凄い。

 

大変装飾的で豪華な「是則集」

 

国宝 「倭漢朗詠抄 大田切」

紙に様々な下絵が描かれ、贅を凝らした書物。

 

 

現代のガラス造形作家山本茜さんの截金とガラスを組み合わせた「源氏物語シリーズ」

 

「空蝉」

「橋姫」

 

ガラスの内部に「截金」、どうやって絵付けするんだろう。

写真より実物の方がずっと豪華。

 

平安文学なら、全く門外漢なワタクシでも書物名くらいは聞いたことがある。

「住吉物語」とか「大鏡」とか。

そういう意味でなんとなく親しみを持てる展示内容だった。

 

1月13日まで