仕事の前泊で町田方面まで。
滅多にない機会なので、私の住まいからは遠方な武相荘を訪ねてみることにした。
吉田茂の懐刀としてGHQとの折衝や、日本国憲法の制定にも携わった白洲次郎と、高い美意識で各地の隠れ里に日本古来の美を探した白洲正子夫妻の屋敷である。
緑の美しい季節に白壁の農家屋の良さが引き立つ。
戦中戦後と次郎が楽しんだ農業機材。
奥の方に名前を透かし彫りにした箱があり、次郎の手製として正子の本にも出ていたもの。
農機の上が紳士専用のバー。
若かりし次郎と正子。
翻訳家の朝吹登水子が憧れたかっこいい夫妻の写真。
母屋がミュージアムになっていて、夫妻の日々使用した什器や家具、衣類などが並ぶ。
正子の書斎が圧巻。ぎっしりと本が詰まった本棚で埋め尽くされた六畳間と掘り炬燵のようになっている書き物卓。
妻は取材の旅をし、帰ってくれば書斎で執筆。
夫は農業に精を出し、正統的なゴルフクラブを運営する。
互いの好むものだけに囲まれた暮らし。
次郎が亡くなった時、庭に孔雀が迷い込んだと正子が書いていた。すごいエピソードだなあと記憶に残っていたが、この庭だろうか。
小雨が降ってきたので併設のカフェでお茶にした。
チーズケーキにアイスクリーム。美味しかった。
お茶の合間に雨が上がったので、この隙に帰ることにした。
次郎の愛車。
かなり危ないお天気。しっとりした緑が一際綺麗で良かったけれど。
この後鶴川駅までは傘をささずに済んだが、町田に辺りでは土砂降りで、横浜方面では浸水もあったとか。昨日今日と関東は天気の変化が激しい。














