先日、パナソニック→泉屋博古館東京と鑑賞して、予定していたサントリー美術館へ足を伸ばした。
ミッドタウンのサントリー美術館へぞろぞろとお客さんが入っているのでその後について行って、用意していたチケットを出したところ、「本日はメンバーズ内覧会のため、一般のお客様は入場できません」と言われた。
えっ?
チケットをよく見ると、「火曜日定休日」となっているではないか!
「ガーン!」
すると、受付の素敵な女性が
「美術館のメンバーズクラブにご入会されれば、即日使用できますよ」
と優しく微笑みながらおっしゃる・・・。
気持ちはすでに「尾張徳川家の至宝よ!初音の調度よ!源氏物語絵巻よ!」と盛り上がっていたので、スマホで手続き、入会してしまった。7000円也。
豪華な尾張家の宝物類をじっくり楽しみましたよ。
いつも以上に時間をかけて拝見したと思う。
初音の調度は、30年近く前に夫と徳川美術館で特集展示を見たことがあり、金蒔絵のたっぷりと盛り上がった素晴らしい工芸品ばかりで、目がくらくらしたものです。
今回は「旅眉作箱」が展示されていた(後期は将棋盤)。
いわゆるバニティーケースよね。豪華すぎるけど。
今回、気に入ったのは信長が安土城落城の時に贈られたという「大名物 唐物茶壺 銘 金花」。
(今回の展示はすべて撮影禁止ですので、こちらの画像↓はネットで借りてきました、いけませんね(>_<))
信長から秀吉家康らが所持した大きな茶壷で、色つやの美しさったら!
他に刀剣、能衣装、面、屏風、香道具などなど。
いずれも名品揃いで、見応えがありました。
7月30日に展示替えあり、9月1日まで。