帝劇ビルの建て替えに伴う休館で、今年いっぱいは出光美術館の軌跡を振り返るとして、短期間の展示が5回開催予定。

 

今回見たのはその第二弾。

初代館長・出光佐三の交友関係から、板谷波山と小杉放菴、ルオー作品を中心に。

 

第一弾の仙厓と中国陶器・青銅器の回は残念ながら行かなかった。

今回はおそらく第一弾よりきれいな物、分かりやすいものが多かったのではないかと思う。

波山の完成された精緻な美しい陶器と、放菴の大胆でかつ柔らかい画風が絶妙に重なり合って、観るものを飽きさせない。

小杉放菴の「梅花小禽」という屏風など、空間が広々して、梅の枝と小鳥が良い感じだと思った。

 

日曜の午後ながら、かなり空いていた。

撮影できるのは展示室外に一か所だけ。

出光の展示品に関しては、撮影できないのが却ってよいのかも。

割とゆったりじっくりと楽しめました。

 

7月7日まで。

 

この後のスケジュール

 

024年7月20日(土)~8月25日(日)
出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅢ
日本・東洋陶磁の精華—コレクションの深まり

 

024年9月7日(土)~10月20日(日)
出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅣ
物、ものを呼ぶ—伴大納言絵巻から若冲へ

2024年11月上旬~12月開催予定


トルコ展(仮称)

 

次は第四弾かな。