昨日は、エッセイストとしての高峰秀子に興味が有って、友人さとちんさんと二人で高峰秀子関連の展覧会へ。
まずは日本橋三越の着物売り場で、高峰氏の着物や帯を見学。
キリっとした和装がお好みだったようです。
着物は華やかと言うより渋く、大胆よりは粋な印象。
何よりさとちんさんと惹きつけられたのが、高峰氏の草履。
昔、芸者衆が社交ダンス用に履いたという草履に近いのではないかと思うのですが、華奢なミュールに鼻緒を付けた、高さのあるもの。
なんとなく和装の草履って、野暮な形だと思っていたので、高峰さんのおしゃれな草履にびっくり。
しかもよく手入れされていて、昔のものなのにピカピカでした。
超の付く潔癖症だったそうなので、持ち物もきちんとしなくては気が済まなかったのでしょう。
コレド室町のカフェで食事して,神谷町へ。
とりあえず麻布台ヒルズの庭を見学しました。
先日ロビタと出かけた時には花壇は完成していなかったような気がする・・・
それはまあ見事に花盛りだった。
おしゃべりしながら東京タワーへ移動。
毎年恒例の東京タワー鯉のぼり。
お目当ての展覧会。
三越も東京タワーも一切写真撮影禁止だったのが残念ですが、高峰秀子の生涯と、折々の言葉を年代順に展示。
多数の映画台本、映画ポスター、夫松山善三との暮らしの品、旅行の持ち物や集めた骨董類などなど。
持ち物はすべて彼女の美意識にかなったもの。
1本筋が通った暮らし方が分かります。
女優を引退と同時に持ち物を10分の1に減らしたそうで、ひとつとして不要なものはない暮らし方に憧れますね~
さとちんさんと「10分の1」を合言葉に、自分たちの暮らし方も変えていこうと誓い合ったのでした。
(とはいえ、さとちんさんのおうちはすごく趣味が良くてシンプル。問題はわが家。
日本橋三越は4月9日まで
東京タワーは5月6日まで