日向市から大分市に向けて出発。
今回の旅行で灯台以外では最も興味のあった大分県立美術館(OPAM)を目指す。
あいにくの雨天で、高速道路には濃霧もかかって、ひやひやしながらの運転だったので、目的地に着いたときにはほんとにほっとしました。
スタイリッシュな大分県立美術館。
設計坂茂氏。
ガラス張りで開放感があり、人を誘う建物と言える。
向かいの文化センターとも遊歩道で繋がれており、文化の拠点、と言う感じなんでしょうね。
以上4枚はロビタの画像。さすが橋好き女!こういう陸橋までこまめに見学してました(ワタクシは運転疲れでぐったり)。
OPAM2階から撮影。
広々したアトリウムでいろんなイベントが開催中。
2Fのカフェに入ってみたかったのですが、お茶するにもランチするにも中途半端な時間だったので断念しました。
3Fは企画展示中。
さすがは坂茂!と言う見事なカゴメ模様の天井。大分の竹工芸に想を得たデザインとのこと。
3階の中庭
オープンエアーの展示室。
再び2階より。
照明も兼ねるオブジェは竹と紙でできた未来の行灯?
1Fアトリウムから見ると
中を覗くと、紙を折りたたんで作ったものと分かる
真上を観ると折り目と籠細工の部分が規則正しく重なっている
素晴らしい。
このサイケな卵は乱暴に扱わなければ押したり回したりできる。
このようなアート作品が随所に展示してあり、芸術が身近に感じられる。
さて、この後は、大分県出身の大建築家、磯崎新氏設計のアートプラザ。
大分城址公園前に1966年に立てられた県立図書館だったとのこと。
築年数が経過しているので、雨に濡れた姿が黒々しているけれど、非常に独創的な外観。
近代的でもあり、城下町の石垣やお城に共通するものも感じる不思議で複雑な造形。
スロープを持つエントランス。
ちょうど3Fにある磯崎新建築展室で「磯崎新のデザイン術」の展示中。
夫が早く別府温泉に行きたい、夕飯前に温泉に入りたいとごねだしたので、展示をじっくり見ることができなかったのが残念。
撮影は許可制とのことで、展示のアップはしませんが、半日くらいかけて隅々まで見てみたい建物。
もう少し時間配分を考えるんだった。