島根県芸術文化センター、三重県鳥羽市の海の博物館、牧野富太郎記念館等々で著名な建築家、内藤廣氏。

彼の作品が宮崎県日向市にあって、是非見たいというロビタに付き合いました。

 

まず、市庁舎。

この日はかなり雨が降っていて残念だった。

 

コンクリートの打ちっぱなしと、ふんだんに使われた木材とのハーモニーが素敵な内装。

書架やベンチ、テーブルなども、木が多用されて、やさしい雰囲気。

 

最上階のベランダ。木材でうまく採光を調節している。

吹き抜けの内部が赤く塗られていて、アクセントに。

 

 

沢山の職員さんと来庁者がいらっしゃるので、邪魔にならないよう早々に失礼して、同じく内藤廣氏設計の日向市駅へ。

市役所からも見える位置にある駅舎。

駅前広場も同じく内藤廣氏の設計だそうで。

 

ホームを支える躯体と、そこから張り出す木材の屋根。

入場券を購入してホームも見学。

鉄パイプと、木の屋根で構成。

市庁舎同様にふんだんに使われた木材。

 

屋根とそれを支える巾木の連なりがクジラの体内のようです。

美しい駅舎。

ここ日向市は、「ひょっとこ」のふるさとなんだそうで、ひょっとこ饅頭などが売られていました。

駅名標にもおかめひょっとこのイラストが。

 

日向市で内藤廣設計を楽しんだ後、大分まで車を飛ばし、これまた素晴らしい建築物を見学しました。九州は建物もまた良し。

(つづく)