ロビタに付き合って、沖縄の建築を観て回りました。
沖縄の建物は、屋根にフツーにシーサーが載っているなど、地震が少ない地域であることを実感します。
①沖縄特有の花ブロックを意匠に活かした沖縄県立博物館美術館。
「おきみゅー」っていうんだって!
本館周辺の回廊がとても素敵です。
裏口もこんな感じで、御嶽とか、城砦のようにも見える。
現代彫刻も素敵に雰囲気が共通している。
館内のホールは、アサガオのような、「ナウシカ」の腐海の底のような作りになっていました。
②国立劇場おきなわも、さすがは国立の建造物、と言える造り。立派!
この壁面の装飾を観よ!
押し寄せる大波のようだ。
ロビーに模型が置いてあった。
内部はこんな感じ。
幟や「顔はめ」が無ければもっと素敵なんだけど。
この日は大ホールも小ホールも利用があって、あちこち見て回ることができなかったのが残念です。
③沖縄県庁の庁舎は黒川紀章が設計したそうです。
遠目には普通な印象ですが、
近づくと、細部に凝っていることが分かりますね。
シーサーがいるんですよ、分かりますか?
(↑借り物の画像です)
5体のシーサーが並んでいるんですが、それぞれ違う方向を向いていました。
独特の黒変した石灰岩(?)が味を出している庁舎前。
④那覇市役所
すごいでしょ、向かいの商業施設の最上階まで上がって撮影しました。
各階の外壁(窓)に沿って、沢山の植物が植えられています。
ミラノにあるステファノ・ボエリ設計の「垂直の森」と言われるマンションをご存じですか?
それに近いコンセプトなのかもしれませんが、那覇市役所の方が、もっと自然で緩い感じなのがいいです。
今は冬だし、木よりも草が多いので、あまり密な感じがしませんが、
植物が育つ季節になったら、さぞかし見栄えがするでしょうね。
県庁も市役所も、日曜だったので内部を見学できませんでした。
写真撮りまくりのロビタ(笑)
⑤沖縄コンベンションセンター
宜野湾市。関東で言うと幕張メッセとか、国際展示場みたいなものかな。
イベントのない日だったので、近くの公園に車を止めて見学に行きました。
独特の屋根の造形。
魚の背びれとか尾びれを連想しませんかね?
中庭なのか、池なのか、分かりませんが、パーゴラが蓮のかたちをしてる。
やはり花ブロックの沖縄、風通しの良い造形が多いですね。
ホールの内部。
今回は時間の制約もあってそんなにたくさん見て回れませんでしたが、沖縄独自の造形の妙にすっかり魅せられたのでした。