そして日常へ…
終演後の寂しさを残しつつも、日常が始まりました。
「映画や舞台に出るのは出稼ぎバイトで、俺たちの日常は自分達の稽古場なんだよ。そっちが本当の姿なんだよ。」とあの無名塾の御大、仲代達矢さんが仰ってられたとか。
本当にそうですよね。
武士は普段は静かに刀を研ぎ手入れをし、道場にて木剣を振り、精神を高め、そして戦とあらば準備万端で全力を出す。
と、最近になって理解できる気がします。
有り難くも先の芝居で高い評価を頂戴仕った事は、自分達の道場、則ち歴史新大陸での日々の修練は間違ってはおらなんだと、少しホッとしております。
そんなわけで今日から早速日舞を再開しますわーぁい(*^O^*)
来年3月の国立劇場に向けて、油断は出来ません!
写真は全っ然関係ありませんが、突然思い付いて作った、イタリアンつけ蕎麦です(笑)方向性は間違ってはないけど、トマトジュースを基本に作ったつけだれなのでコクがイマイチ(--;)次は、ホールトマトから作ってみようと思います。今日はアンチョビ入れたけど、恐らく、アンチョビ含めた魚介エキスか、チキンエキスが合うはず!
テヘペロ♪
では、踊ってきます!
源狼記Ju-chi 始末記
先日、俳優座劇場にて無事「源狼記Ju-chi 2012」が幕を閉じました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!
また、応援メッセージや、差し入れ、お花の数々、本当にうれしかったです!
今回演じさせてもらった常陸将軍役は、本当に自分にとって感慨深い大切な役になりました。
この役は、すごく物語に欠かせない彩りを加える役でして、ピエロ的な役回りと言いましょうか
色んな人に言われましたが、あの役は後藤局長以外には出来ないよねー、と言う言葉がすごくうれしかったです。
こういう役を頂けると言うのは、実は2枚目役をもらう事よりもすごく役者冥利につきる事でございます。
なぜなら、お客様の涙を頂戴する事より、笑いを頂戴する事の方が難易度はすごく高いのです。
そして、この常陸将軍と言う難易度の高い役を僕を信じて配役して下さった、演出の後藤凌二さんには本当に感謝しております。
後藤さんの望んだ「常陸」をこえる芝居が出来たかどうかは分かりませんが、いつも演出から言われる言葉は自分だけの宝物だと思っている
拙者は後藤さんの意図を正確に汲み取りつつ、それを適切に実践しながらも、その意図をこえるものを出さなければ意味が無いと思って
ものすごく真剣に舞台上でふざけておりました。
そして、その結果かなり自由にやらせてもらっておりました。
そして、役者としての自分の持ち味は自由に現場を楽しんでいる時に発揮できるのでは・・・と改めてふと気付かせてもらえた様な気がします。
(もちろん、演出や脚本の意図を無視した自由さはあり得ないですが…)
そう言った意味でも、今回の座組みは本当に気持ちの良い座組みでした!
拙者は、現場にプロとして参加する以上、愚痴や不平不満を口にする人間が大嫌いなのですが
他人の事や、周りの事を非難する前に最後まで自分の事に集中せぇよ、中途半端どもが!って思うんですが
今回の座組みでは、俺の知る限り全くそういう事が無く、すがすがしい程前向きなパワーに満ちた現場だったと思います。
何より、演出の後藤さんご自身がすごく現場を楽しんでいらっしゃる様にお見受けしました。
そういうのって、すごく大切ですよね。そして、拙者はそう言う現場がすきです。
いつも「ボ、ボ、ボクはこの、げ、げ、現場、好きなんだな。」って言いながらおにぎりを食べてました。
もちろん、殺伐とした雰囲気で苦しみの中から物事を産み出す様な現場もありますし、その手法自体を否定はしませんが
今回は、非常に拙者の性に合ってたと思っています。
ですので、久しぶりに終演後の寂しさを味わっております(笑
まだまだ、思春期だなぁ拙者。
また、今回は若いキャストと本当にただの役者仲間として関わらせてもらって、彼らのキラキラした目が本当にかわいくて
いつもは、局長だから若いキャストからは特に、ある程度の距離を置かれるのでちょっと寂しいんですが
今回は本当に一人の仲間として扱ってくれて、本当にみんな素直な良い子で、頑張り屋さんでした。
まぁ、こんな風な口調だからお父さんみたいな扱いになってもしょうがないでしょう(笑)
だって、男の子も女の子もみんな可愛いんですから。
今後もみんなの活躍を本当に願っています。
ここからみんなの紹介。(パンフレット順)
(なんだか、縮尺的に女性陣と撮った横写真がすごく小さくなっておりますがご勘弁下さい。)
まず、主演ジュチ&義経(後のチンギスハン)役の佐藤孝之さん

劇中出ずっぱりで、相当体力的にもキツかったと思いますが、何一つ弱音を吐かずに
本当に偉ぶるところが全くなく、謙虚でいつも誰に対しても変わらぬ優しさの方でした。常に見習いたい方です!
次にボルテ&北の方役の渡辺志保さん

超親しみやすい不思議な雰囲気をお持ちの女優さんで
なぜかずっと前から知ってるかのような気持ちで、親戚のお姉ちゃんの様に秘かに甘えておりました(笑)「御苦労さまです。」って言われた時はお芝居でも嬉しかった!
武蔵将軍役の鈴木洋之くん

俺もそうなんだけど、彼も俺の事を物凄く好きになってくれてとても現場で気が休まる相棒でした。
現場ではいつも明るくムードメーカーと一言で言ってしまうには勿体ないくらいのナイスキャラでした。プライベートでもしょっちゅう遊びたい気持ちのいい奴です。
巴&スプテイ役の吉岡奈都美ちゃん

なんと、同郷出身者かつ水泳で国体常連の彼女とは共通の恩師がいる事が初日から発覚し、すごく仲良くしてくれました。
本当に女の子らしい、かわいい子で舞台上のカッコよさとのギャップがスペシャル萌え萌えな感じでした。色々、女優としてのポテンシャルの高さは目を見張るものがあります。
木曽義仲&ジェラル役の熊代悠喜くん

常に自分のカッコよさを真剣に追求する姿勢と、人懐っこい性格は本当にかわいかったです。
いつも「後藤さんに見てもらいたい物があるんです。」とか「食べて欲しいものがあるんです。」とか「聞いてほしい事があるんです。」って何かと構ってくれました。キュン♪
マリア役の森山あゆみちゃん

独白が多かったり、感情のふり幅の大きい役で難しかったと思いますが、すごく、自分の役を精一杯悩んで考えて一生懸命に物事を吸収しようとしていました。
えらい!よしよし!あと、肩だの腰だのが痛い拙者の事をいつも指圧してくれた心優しい女の子です♪
オゴテイ役の室伏崇くん

こんなマジメなやつは久しぶりに見た!というくらいお芝居に対して、と言うか役者であると言う事に対して本当にマジメな今時珍しい子です。
そして、「ぼくのお客さんがみんな後藤さんすごいって言ってましたよ。」と言いながらも、隠しきれないライバル心がまたマジでかわいいやつでした!飯をおごってやりたくなるキャラです。
静御前の小山陽子ちゃん

静御前と言うキャラ上なのか、すごくお淑やかなイメージですが、本人曰くそうでも無いとの事を終演後に聞いて意外でした。
「愛知の女は信用ならねぇ」とか飲み会で言っちゃってごめんね。でも、本当に素敵な女優さんです。ドキッとするくらい綺麗で色っぽい瞬間がありますので、要注意です(笑)
春子役の椎奈陽ちゃん

もう、完全に現場のマスコット的キャラで本当ペットの様にかわいかったです(笑)あと、素のキャラもマジで面白すぎて色々もっと普通の話もしてみたかったですね。
また、一緒に酒でも飲みましょう!て、これでも酒を呑める歳なんですよ、皆さん。明るい子って一緒にいていいよね!
兵士役の皆様

今回、常陸賞と言うものがあるならば皆様に差し上げたい!影の主役と言っても過言ではないでしょう。彼らの舞台上と舞台裏での頑張りが無ければこの舞台
成り立たなかったはずです。本当に感謝しています。ありがとう!!
そして最後に王様、後藤凌二さん

もうただ一言「本当にありがとうございました!」です!
そして、Office KOMACHIの皆様、スタッフの皆様、心からお礼申し上げます。
そしてそして、重ねて、観劇に来て下さった皆様、励ましを頂いた皆様、全ての方々に感謝しております。
ものすごく長くなりましたが、以上でっす!
ありがとう、常陸将軍!!
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!
また、応援メッセージや、差し入れ、お花の数々、本当にうれしかったです!
今回演じさせてもらった常陸将軍役は、本当に自分にとって感慨深い大切な役になりました。
この役は、すごく物語に欠かせない彩りを加える役でして、ピエロ的な役回りと言いましょうか
色んな人に言われましたが、あの役は後藤局長以外には出来ないよねー、と言う言葉がすごくうれしかったです。
こういう役を頂けると言うのは、実は2枚目役をもらう事よりもすごく役者冥利につきる事でございます。
なぜなら、お客様の涙を頂戴する事より、笑いを頂戴する事の方が難易度はすごく高いのです。
そして、この常陸将軍と言う難易度の高い役を僕を信じて配役して下さった、演出の後藤凌二さんには本当に感謝しております。
後藤さんの望んだ「常陸」をこえる芝居が出来たかどうかは分かりませんが、いつも演出から言われる言葉は自分だけの宝物だと思っている
拙者は後藤さんの意図を正確に汲み取りつつ、それを適切に実践しながらも、その意図をこえるものを出さなければ意味が無いと思って
ものすごく真剣に舞台上でふざけておりました。
そして、その結果かなり自由にやらせてもらっておりました。
そして、役者としての自分の持ち味は自由に現場を楽しんでいる時に発揮できるのでは・・・と改めてふと気付かせてもらえた様な気がします。
(もちろん、演出や脚本の意図を無視した自由さはあり得ないですが…)
そう言った意味でも、今回の座組みは本当に気持ちの良い座組みでした!
拙者は、現場にプロとして参加する以上、愚痴や不平不満を口にする人間が大嫌いなのですが
他人の事や、周りの事を非難する前に最後まで自分の事に集中せぇよ、中途半端どもが!って思うんですが
今回の座組みでは、俺の知る限り全くそういう事が無く、すがすがしい程前向きなパワーに満ちた現場だったと思います。
何より、演出の後藤さんご自身がすごく現場を楽しんでいらっしゃる様にお見受けしました。
そういうのって、すごく大切ですよね。そして、拙者はそう言う現場がすきです。
いつも「ボ、ボ、ボクはこの、げ、げ、現場、好きなんだな。」って言いながらおにぎりを食べてました。
もちろん、殺伐とした雰囲気で苦しみの中から物事を産み出す様な現場もありますし、その手法自体を否定はしませんが
今回は、非常に拙者の性に合ってたと思っています。
ですので、久しぶりに終演後の寂しさを味わっております(笑
まだまだ、思春期だなぁ拙者。
また、今回は若いキャストと本当にただの役者仲間として関わらせてもらって、彼らのキラキラした目が本当にかわいくて
いつもは、局長だから若いキャストからは特に、ある程度の距離を置かれるのでちょっと寂しいんですが
今回は本当に一人の仲間として扱ってくれて、本当にみんな素直な良い子で、頑張り屋さんでした。
まぁ、こんな風な口調だからお父さんみたいな扱いになってもしょうがないでしょう(笑)
だって、男の子も女の子もみんな可愛いんですから。
今後もみんなの活躍を本当に願っています。
ここからみんなの紹介。(パンフレット順)
(なんだか、縮尺的に女性陣と撮った横写真がすごく小さくなっておりますがご勘弁下さい。)
まず、主演ジュチ&義経(後のチンギスハン)役の佐藤孝之さん

劇中出ずっぱりで、相当体力的にもキツかったと思いますが、何一つ弱音を吐かずに
本当に偉ぶるところが全くなく、謙虚でいつも誰に対しても変わらぬ優しさの方でした。常に見習いたい方です!
次にボルテ&北の方役の渡辺志保さん

超親しみやすい不思議な雰囲気をお持ちの女優さんで
なぜかずっと前から知ってるかのような気持ちで、親戚のお姉ちゃんの様に秘かに甘えておりました(笑)「御苦労さまです。」って言われた時はお芝居でも嬉しかった!
武蔵将軍役の鈴木洋之くん

俺もそうなんだけど、彼も俺の事を物凄く好きになってくれてとても現場で気が休まる相棒でした。
現場ではいつも明るくムードメーカーと一言で言ってしまうには勿体ないくらいのナイスキャラでした。プライベートでもしょっちゅう遊びたい気持ちのいい奴です。
巴&スプテイ役の吉岡奈都美ちゃん

なんと、同郷出身者かつ水泳で国体常連の彼女とは共通の恩師がいる事が初日から発覚し、すごく仲良くしてくれました。
本当に女の子らしい、かわいい子で舞台上のカッコよさとのギャップがスペシャル萌え萌えな感じでした。色々、女優としてのポテンシャルの高さは目を見張るものがあります。
木曽義仲&ジェラル役の熊代悠喜くん

常に自分のカッコよさを真剣に追求する姿勢と、人懐っこい性格は本当にかわいかったです。
いつも「後藤さんに見てもらいたい物があるんです。」とか「食べて欲しいものがあるんです。」とか「聞いてほしい事があるんです。」って何かと構ってくれました。キュン♪
マリア役の森山あゆみちゃん

独白が多かったり、感情のふり幅の大きい役で難しかったと思いますが、すごく、自分の役を精一杯悩んで考えて一生懸命に物事を吸収しようとしていました。
えらい!よしよし!あと、肩だの腰だのが痛い拙者の事をいつも指圧してくれた心優しい女の子です♪
オゴテイ役の室伏崇くん

こんなマジメなやつは久しぶりに見た!というくらいお芝居に対して、と言うか役者であると言う事に対して本当にマジメな今時珍しい子です。
そして、「ぼくのお客さんがみんな後藤さんすごいって言ってましたよ。」と言いながらも、隠しきれないライバル心がまたマジでかわいいやつでした!飯をおごってやりたくなるキャラです。
静御前の小山陽子ちゃん

静御前と言うキャラ上なのか、すごくお淑やかなイメージですが、本人曰くそうでも無いとの事を終演後に聞いて意外でした。
「愛知の女は信用ならねぇ」とか飲み会で言っちゃってごめんね。でも、本当に素敵な女優さんです。ドキッとするくらい綺麗で色っぽい瞬間がありますので、要注意です(笑)
春子役の椎奈陽ちゃん

もう、完全に現場のマスコット的キャラで本当ペットの様にかわいかったです(笑)あと、素のキャラもマジで面白すぎて色々もっと普通の話もしてみたかったですね。
また、一緒に酒でも飲みましょう!て、これでも酒を呑める歳なんですよ、皆さん。明るい子って一緒にいていいよね!
兵士役の皆様

今回、常陸賞と言うものがあるならば皆様に差し上げたい!影の主役と言っても過言ではないでしょう。彼らの舞台上と舞台裏での頑張りが無ければこの舞台
成り立たなかったはずです。本当に感謝しています。ありがとう!!
そして最後に王様、後藤凌二さん

もうただ一言「本当にありがとうございました!」です!
そして、Office KOMACHIの皆様、スタッフの皆様、心からお礼申し上げます。
そしてそして、重ねて、観劇に来て下さった皆様、励ましを頂いた皆様、全ての方々に感謝しております。
ものすごく長くなりましたが、以上でっす!
ありがとう、常陸将軍!!