
もしあなたがスピリチュアルや自己啓発を学んでも
なかなかビジネスの成果を上げ続けることに活かせていないのであれば
それは論理的思考力が欠けているです。
スピリチュアルや自己啓発、
カウンセリングやヒーリングやセラピーなどは
「考えるな!感じろ!」
という傾向が非常に強いです。
実際に感じたままに相手に何かを伝えても
そこにロジック(論理)欠けているため相手は説得力を感じず
当然ビジネスの成果に結びつかない訳です。
決して「感じること」を否定しているわけではありません。
なぜならビジネスでは直感も大事だからです。
しかし、
思考から逃げた直感と、
思考し尽くした最後に頼る直感とでは、
同じインスピレーションでも全く価値は異なります。
なぜ、
多くの売り手が「心で感じて動きましょう!」的なことを言うのかわかりますか?
考えさせないで感情を煽った方が売ることが簡単だからです。
いわゆる衝動買いというやつです。
その結果、後悔するかというと、
人間は自分がとった行動が間違いだったと認めたくないので、
あれこれ自分で理屈をつけて正当化します。
しかし、
そんなことを繰り返しても自分に必要な学びは得られませんし
当然成長もできませんので経済的に豊かになることは難しでしょう。
ですから、
買い手としても売り手としても論理的に物事を考えるようにした方が
ビジネスでの成果は格段に上がります。
論理的思考と言われても
どのように考えていいのかわからない人もいるかもしれませんので、
ここでは『トゥールミンロジック』という論理的思考法をご紹介します。
人が行動をするのは『必要性』『有用性』を感じた時です。
『必要性』とは、
「自分にとって必要だ!」
「それがないと困ってしまう!」
と感じることです。
『有用性』とは、
「自分にとって役に立つ!」
「これがあれば望みが叶う!」
と感じることです。
他の言い方ですと『ニーズ』と『ウォンツ』とも言います。
『ニーズ』は必要性のこと。
『ウォンツ』は必要ではないけど欲しいと思うこと。
例えば、
生活をするのに衣食住は必要ですよね。
喉が乾いて死にそうな時であれば
水を飲むことは必要なことです。
逆に、
生活をするのに高級マンションや豪華な食事やブランドの服って
必要ではないですよね。
でも実際には
必要かどうかという観点ではなく
欲しいと思うかどうかという観点で判断していることの方が多いわけです。
例えば
お酒は生きていくのに必要ではないですが
お酒好きな人にとってはとても欲しいものなわけです。
ですから、
必要かつ有用なものであれば、
人は買うという行動をとるわけです。
『トゥールミンロジック』というのは
相手に必要性と有用性を論理的に説明して
購買行動につなげるロジック(論理)です。
①事実
人が抱える問題や望んでいることなど。
例えば、
「やせたい」「モテたい」「稼ぎたい」
といった欲求です。
②根拠(必要性)
問題を解決したり願望を叶えるための根拠です。
例えば、
「やせたいなら運動が必要」
「モテたいならコミュニケーション力が必要」
「稼ぎたいならビジネスの仕組みを学ぶことが必要」
などの解決の方向性です。
③主張(有用性)
ここでは根拠を証明するための具体的な方法を主張します。
例えば、
「やせるための運動なら、○○というジムで筋肉を付けることが最も有効だ」
「モテるためのコミュニケーションなら、○○という本を読んで異性の心理を知ることが最も有効だ」
「稼ぐための勉強なら、○○というコミュニティで実際に稼いでいる人の真似をするのが最も有効だ」
など具体的な商品やサービスの提案です。
④行動
この方法なら自分の問題が解決したり願望が叶うと感じて、商品やサービスを購入します。
このように①〜④の流れにそって話を組み立てます。
あるいは、
相手が①〜④のようなロジックで自分なりに考えて
すでに他の商品やサービスを買おうとしていたり
ライバルの商品やサービスと戦う場合などは、
これら①〜④を覆していきます。
①問題性
そもそも相手が認識してる事実は本当に正しいのか?
例えば、
「本当に痩せる必要があるのか?」
「本当にモテる必要があるのか?」
「本当に稼ぐ必要があるのか?」
とそもそもの出発点を揺るがします。
もしかしたら、
自分では太っていると思っているが
今のままの方が良いかもしれない。
痩せることのマイナスの方が大きいかもしれない。
もしかしたら、
多くの異性モテることよりも、
自分が好きな人だけに好かれることの方が
本当は幸せになれるのかもしれない。
世の中には多くの異性にモテているのに
本命の相手とは結ばれない人もいる。
もしかしたら、
稼げるようになることよりも
支出をコントロールすることの方が大事かもしれない。
世の中には高収入でも支出が多くて借金まみれの人もいる。
逆に収入が低くても支出を投資に回して資産を築いている人もいる。
②内因性
相手が考える根拠や必要性は本当に正しいのかを問います。
例えば、
「やせるために、本当に筋肉を付けることが必要か?」
「モテるために、本当にコミュニケーション力を付けることが必要か?」
「稼ぐために、本当にビジネスの仕組みを学ぶことが必要か?」
もしかしたら、
やせるためには、運動よりも食事の改善の方が必要かもしれない。
もしかしたら、
モテるためには、コミュニケーション力よりも自分が評価されやすいコミュニティに所属する方が早いかもしれない。
もしかしたら、
稼ぐためには、ビジネスの仕組みを学ぶより投資を覚えた方が早いかもしれない。
③不利益性
相手の主張がどれだけ不利益を及ぼすのかを問います。
例えば、
「やせるためにジムに筋トレに行くことで、より体つきが大きく見えるようになってしまう不利益があるのでは?」
「モテるためにコミュニケーション力を磨くことで、口先だけの軽い人間だと見られる不利益があるでは?」
「稼ぐためにビジネスを学ぶことで、家族との大切な時間を失うという不利益があるのでは?」
④解決性
本当にその手段で問題が解決できるのか?
例えば、
「ジムに通い続けられるのは大変だから、多くの人は通わなくなり結局やせられない」
「コミュニケーション力といっても向き不向きがあるから、口下手な人が話し上手になることは難しい」
「ビジネスを学ぶと言いっても、本業と無関係なことを学んでも身につけることは難しい」
など、具体的にその方法では相手が問題解決できない可能性が高いことを伝えます。
というように、
自分が商品やサービスを売る場合でも、
自分が商品やサービスを買う場合でも、
このように論理的に考えることで、
ビジネスでの成果が上がり収入も増え、
消費者として賢い買い物ができる上手にお金が使える。
ここまでしっかり考えて
それでもどうしても迷う時は
スピリチュアルで言うところの
「自分の中の心の声」
に従うのは有効でしょう。
大切なのは感じることより考える事。
人を支配する側は、
支配したい相手に考えさせないようにして
思考弱者のままの方が支配しやすいので
「感じることを大切に!」と
あなたにとって耳障りの良いことを言っているだけなのです。
Meta Frontiers〜高次元の境地〜 断捨離ヒーリング®