7月2日、作曲家とソプラノによる音楽広場チャリティーコンサートのお手伝いに参加しました。
作曲家伊藤康英氏は東日本大震災を綴った和合亮一氏の詩に曲をつけて歌曲集ふるさとを発表され、被災された方の心を勇気づけ多くの感銘を与えていらっしゃる、まさに日本を代表する作曲家なのですが、周りの方がよくご存知のように、とても気さくで、(ここだけの話、ちょっとお茶目なんです。)ほんとにトークが面白いです。特に、ちょっとしたところで何かと奥様のことを気にかける発言がたまらな~くキュートなのデス。(^。^)
この日のコンサートの内容のコメントは、伊藤氏のツイッターにつぶやいたように、幼い子供達にも、震災のことを一緒に感じる、心に残る音楽会だったのではないかと思います。それは東京の方達にも東日本の大震災が、他人事と思っていないことが、音楽を作る人、歌う人、そして聞いているお子様、お母様から伝わって来て、何か会場全体に一体になるような、心が温かくなる空気ができていました。
2部は、子供達をハッピーにさせてくれる、可笑しくて楽しい仕掛けをいっぱい用意していらっしゃって、大人である50代の方も思わず、プッとくるような不思議な(やっぱりお茶目なんだと思いますよ)、教科書で習っていない音楽の力を、存分に見せてくれました。
いわき市の震災後発行された「がんばっぺ。いわき」や、伊藤氏のCDなど、全ての収益があしなが基金に届けられたのも音楽を通して精一杯東日本の震災の復興を願う気持ちなんですね。その優しさと、プロとしての志の高潔さを、プログラム構成や、来場者の表情やしぐさや言葉から推し量ることが出来ました。
さいごに、幼馴染に一言。素晴らしい伴侶に巡り合えましたね。おめでとう!!
