テストエンジニアが使う英語について、
バグの書き方など教えてほしい、という要望が以前ありまして、
個別にはお伝えしてたけど、書いておきます。
ソフトウェアの不具合のことを「バグ」と呼びますね。
この " Bug " という言葉も英語で使いますが
ネイティブさんは " Issue " を使う方々が多いようです。
さて、そのレポート(バグ報告)、項目の英語訳はこうなります。
タイトル→ Title
再現手順 ⇒ Steps または Steps to reproduce
期待結果 ⇒ Expected Result
実際の結果 ⇒ Actual Result
こちらの "Steps" に書く表現について
少し紹介します。
「~アプリを起動する」 Start ~ app (app=applicationの略)
「~アプリを開く」 Open ~ app
「ツールを立ち上げる」 Launch tool
「~画面に遷移する」 Go to ~ screen / Move to ~ screen (*どちらでも)
「押下する」という表現は、
日本語ドキュメントの表現だと
クリック操作や、タッチパネルのタッチ操作でも
「押下」という単語が使われることがあります。
英語では使い分けましょう。
「押下する」 Press (キーボードや、ハードのボタン等、指で押すという操作)
「タッチする」 Touch (スマホ、タブレット等、画面をタッチする操作)
「タップする」 Tap (スマホ、タブレット等、画面を触ってすぐ離すタップ操作)
「クリックする」 Click (マウスを使ってクリックする操作)
他には
「値を設定する」 Set value
「値を~に設定する」 Set value to ~
「値を変更する」 Change value
「値をAからBへ変更する」 Change value from A to B
「~を入力する」 input ~, enter ~
「ボタンを連打する」 Press the button continuously
(※Hit the button continuously でもOK)
(※画面タップによって連打するなら、Tap the button continuously になります)
Actual result に記載する実際の動作は、
「アプリが落ちる」 App crashes / App closes
「~の動作が重い、処理が重い」 ~ is slow
(※heavyではなく、動作が重いときはslowを使います)
「デバイスがフリーズする」 Device freezes
「(サイズが)大きいファイル」 large file
(※big ではなく、large を使います。小さいサイズの場合は small file)
使えそうですか?
エンジニアの皆さん、がんばって