◆英語でバグレポートの書き方◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

テストエンジニアが使う英語について、

バグの書き方など教えてほしい、という要望が以前ありまして、

 

個別にはお伝えしてたけど、書いておきます。

 

 

ソフトウェアの不具合のことを「バグ」と呼びますね。

 

 

この " Bug " という言葉も英語で使いますが

ネイティブさんは " Issue " を使う方々が多いようです。

 

 

 

さて、そのレポート(バグ報告)、項目の英語訳はこうなります。

 

 

タイトル→ Title

 

再現手順 ⇒ Steps  または Steps to reproduce

 

期待結果 ⇒ Expected Result

 

実際の結果 ⇒ Actual Result

 

 

 

こちらの "Steps" に書く表現について

少し紹介します。

 

 

「~アプリを起動する」 Start ~ app (app=applicationの略)

 

「~アプリを開く」 Open ~ app

 

「ツールを立ち上げる」 Launch tool

 

「~画面に遷移する」 Go to  ~ screen  / Move to ~ screen (*どちらでも)

 

 

 

「押下する」という表現は、

日本語ドキュメントの表現だと

クリック操作や、タッチパネルのタッチ操作でも

「押下」という単語が使われることがあります。

 

 

英語では使い分けましょう。

 

 

「押下する」 Press (キーボードや、ハードのボタン等、指で押すという操作)

 

「タッチする」 Touch (スマホ、タブレット等、画面をタッチする操作)

 

「タップする」 Tap (スマホ、タブレット等、画面を触ってすぐ離すタップ操作)

 

「クリックする」 Click (マウスを使ってクリックする操作)

 

 

他には

 

 

「値を設定する」 Set value

 

「値を~に設定する」 Set value to ~

 

「値を変更する」  Change value

 

「値をAからBへ変更する」 Change  value from A to B

 

「~を入力する」 input ~, enter ~

 

「ボタンを連打する」 Press the button continuously  

(※Hit the button continuously でもOK)

(※画面タップによって連打するなら、Tap the button continuously になります)

 

 

 

Actual result に記載する実際の動作は、

 

 

「アプリが落ちる」 App crashes / App closes

 

「~の動作が重い、処理が重い」 ~ is slow 

(※heavyではなく、動作が重いときはslowを使います)

 

「デバイスがフリーズする」 Device freezes

 

「(サイズが)大きいファイル」 large  file

(※big ではなく、large を使います。小さいサイズの場合は small file)

 

 

 

使えそうですか?

 

エンジニアの皆さん、がんばって