◆自己啓発 と 実存主義哲学◆ | 自分が変わる&年収も上がる・リーダーシップ戦略

 

以前、
自己啓発と哲学の混同が起こっていると
書いたことがある。
 
それは何故かというと
実存主義哲学 と呼ばれる哲学が
自分に向かう哲学だったから。
 
しかし自己啓発は
その都合の良いところだけを
切り取り、ツギハギにし
 
現実を変えるどころか
妄想の世界に逃がし満足させてしまう
 
そんな仕組みを作ってしまった。
 
 
実際、妄想世界に逃げ込んで
その時は満足できても、
 
現実は大して変わらないので
あるいは根本的な解決に至ってないので、
 
変わった気になっても
また同じような問題にぶち当たる。
 
そして、”前よりレベルアップした問題だよ”
なんて言われてまた逃がされるのだ。
 
すると救われたと思うから
また逃げるために、そこへ逃げる。
 
 
それは逃がしている人たちが悪いわけじゃなくて
出来上がってしまった仕組みを崩すことが
不能になっているだけ。
 
 
実存主義哲学は
自分の内側へ入っていった
しかし、そこへ辿り着くまでのプロセスは
現在の自己啓発のそれとは
全然違う。
 
 
巷で有名なニーチェの、
「運命を受け入れる」の深さ
自己啓発は知らない。