瀬戸内寂聴さんが、自殺を考えていた時期、
思いとどまった方法は「書くこと」だったそう。
「書いているうちにだんだん色んな事がわかってくる」そう。
自分の中のモヤモヤ、
うまく言えないことを言葉にすることや、
何となくわかったと思っている事を言葉にすることなど、
「言葉にする」という行為を踏むことで、
初めてそれは自分の世界に現れることになります。
言葉になっていないうちは、
それは自分の世界に現れていない。
だから当然分からないままなんですね。
言葉にするという行為はそれだけで世界を広げる事になります。
だから、
「言葉にならない」からと置いておかない方がいいのね。
動物には私達のような言葉はないが…
彼らの"気持ち"を言葉にするのは人間ですがね。