巷で話題の絵本
「小学生のボクは鬼のようなお母さんにナスビを売らされました」
タイトルより挿し絵が恐かった私。
文字どおり、
小学生の「ボク」が、母に無理矢理ナスビを「売らされる」話
虐待の話ではなく、
死期を悟った母親が、息子にナスビを売らせることで
自力で生きてゆく方法を教えていたという話。
親が商売をしているかしていないか
それを手伝ったか手伝ってないか
かなりの「世間」の見え方が違うだろうと思う。
ウチなんかは商売などはしておらず、両親とも会社に勤めて立派に仕事をしていた。
でも 『お金』 のことはほぼ教えてもらっていない。
世間というか社会というか、そういうものはお金で作られているので、
生き抜いていくには何らかの商売に携わるのだが
直接的に金銭のやりとりをする現場におれば
それのいないのとはやはり違うんだ、そう思う。
セミナーが近いので宣伝しますが、
先日ご紹介した私の「先生」も
バリバリ商売を営むご両親の間に産まれ、お客さん達と関わる現場をお手伝いし、
そして夕食はいつも冷めていて、
ご飯もルウも完全に湯気が出ていないカレーなんかを食べていた、
そんなように仰っていた。
子供ながらに感ずる商売の感覚
ナスビ売りの「ボク」がそうであったように
「先生」もまた、そうして生き抜いていく力を身につけていったのではないかしら
だから彼は人間の本質に迫るようなこともその肌でビリビリ感じているのかしら
そう思うと、自分の浅さというか、
薄っぺらいペラペラの紙切れのような自分が残念に感じられます。
でもそれは決して会社員の両親をもったためではないと
今では理解ができるので、よけいに残念な気持ちになります。
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