この記事 のなかで本気の早期リタイアについて40代に入ってからだが考え出したことを書いたが、リタイアするなら生活資金は株の配当金でと考えている。配当金を選んだのには特に深い理由もないのだがあえてあげるとすれば、完全に働かないでいいこと、定期的に現金の形で入ってくること、おおざっぱに年間の配当金額の予想がつくこと、が主な理由だろうか。あと、配当金生活って言葉の響きがなんかいい感じがするし。
とりあえず1年間の生活費は300万円で計画している。欲を言えばそれを全て配当金でまかないたいところだが、それだと利回り3%ととして1億円が必要になる。1億円を貯めると考えると心が折れそうだったので、とりあえず配当金200万円を目標にしている。これなら6700万円くらいでいいので、なんとかいけそうな感じがしてくる。もしそれでリタイアした場合、足りない100万円は年金がもらえるまで株や投資信託を売って捻出する必要がでてくるが、本当にその状態で早期リタイアするかどうかはまず目標の200万円配当が達成してから考えればいいことなので、今は考えないことにしている。とりあえず生活費の2/3を配当金でまかなっていれば配当金生活をしているって言ってもいいかなとは思う。
リタイアに向けて本気をだし始めたのは1年半くらい前なのだが、株は20代の頃からやってはいたので多少の配当金がある状態からのスタートとなっている。もっと早くから本気を出していれば20年弱も期間があったので今頃はゴール間近か?とか思うのだが、今さらこれを悔やんでも仕方がなく、これまでの経験値があったからいま全力で取り組めるんだと前向きに考えておくことにする。
現在の資産の割合は、現金10%、日本株80%、投資信託10%(うち、国内外株8割、国内外REIT2割)となっている。ほとんどの資産が日本株に集中しているのは、今まで日本株しかやったことがなくて個別の海外株についてはよくわからず、知っている日本株を買い続けた結果である。海外の株式については投資信託でカバーしているから大丈夫だ、とよく分からない理屈で言い聞かせている。こんなに日本株ばかりで大丈夫なのか?危険じゃないのか?と思われるかもしれないが、1つや2つとかの企業に集中して投資をしているとかではなく、なるべく多くの企業の株式を取得するようにしているので、成長面は悪いかもしれないが、リスクは分散されていて特に大きな問題はないだろうと思っている。
インカムゲインを増やしていくのはキャピタルゲインのように大きくリターンを取れないのでどうしても時間がかかってしまう。単純に計算すると目標まであと10年はかかってしまうのだが、複利効果を狙ったり他にも収入を増やしたりと配当金を増やす工夫をしていき、ゴールまでの期間をどれだけ前倒しできるのかをいろいろと考えていきたいと思っている。