8年くらい前まで紙タバコを吸っていた。2日で3箱くらいのペース。タバコも値上がりしてきて、経済的にもキツくなってきたので、電子タバコに移行した。

コンビニとかで売っているicosとか、そういうのではない。それはコスト的にも大差ないから。

いわゆるVapeという種類。リキッドを補充しながら吸う。

タバコにはニコチンやタールが含まれているが、発ガン性物質が含まれるのはタール。依存性があり、あと吸った感、喉への抵抗感のもとになるのがニコチン。肺を真っ黒にしてしまったりするのはタールらしい。

そこで、海外のサイトからニコチン入りのリキッドを購入して利用していた。移行にあたり、紙タバコが恋しくてしかたなかったとかそういうことはなく、なんかあっさり移行できてしまった。


Vapeの利点は多い。タールが含まれないのはもちろんだが、コストが安い。紙タバコの1/5くらいになった。次に臭いがないこと。タバコ臭は皆無だし、部屋も車も汚さない。壁が茶色くなったりしない。


で、今回の胃切除手術の時に、Vapeもやめる決心をした。紙タバコとは違うと言ってもやはり人前では吸えない。職場でもコソコソ隠れて吸ったりしてたが、そんな毎日がウンザリしてしまった。手術入院の時に、自宅にあるVape一式を処分した。

その後100日以上が経過。身体からニコチンは抜けているはずだが、いまだに強烈な喫煙衝動に駆られる。タバコ吸いてー!ってなる。ニコチン恐るべし。

1分我慢したら、吸いたい衝動は収まるので、今のところ何とかなってはいるが、いつかまた手を出してしまいそうで怖い。手術して、食欲を我慢しているから、別なところに出てしまっているのか?


今は通販で売っている、ニコチンゼロ、タールゼロのもので、吸いたくなったら1、2回吸う、って感じでごまかしている。