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G.B.BUNDESLIGA 2011シーズン 第1節

3月6日(日)、渋谷メタボリックスは多摩センターにてG.B.BUNDESLIGA2011シーズンの開幕戦を行い、7試合を2勝3分2敗の五分で終え勝点9を獲得し、新シーズンのスタートを切った。

試合に臨んだメンバーは以下のとおり
山口徹、佐藤慶、竹内、金子、馬場、藤本、山岡、兼高、小早川

昨季は最終戦でチームの完成形が垣間見れたが、今シーズンは選手の入れ替わりなどもあっため新たなチームづくりが求められる。
先月開催されたG.B.チャンピオンズリーグでは3位という結果を残せたこともあり、フロントはチーム状態に満足感を示していたが、リーグ独特の空気の中でチームは持ち味を十分に発揮するには至らず。
多くの問題点を抱えていたのが攻撃面だ。縦へ急ぐという意識が高すぎるせいか単純な縦パスを連発し、簡単にボールを失うシーンが多く、自らチャンスを無駄にしてしまった。

竹内監督は「開幕戦ということもあって、各選手が結果を残すことに執着しすぎていてチームとしてあまり機能していなかった。縦に急ぐところ、スピードを遅らせて落ち着かせるところの判断が悪く自分たちのフットサルで戦うことができなかったことが残念。ただ、選手達はこの結果を冷静に受け止めており修正は可能。自分たちのフットサルを再確認できるようしっかりと準備をしたい。」と語り、次節以降での巻き返しを誓った。


試合の総括は以下のとおり
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第1試合 VS MIYABI △0-0 得点者:なし

開幕戦とあって両チームとも硬い立ち上がり。ボール回しに長けた相手に翻弄されるシーンが多く、ピンチの数も多かった。
相手CKをインターセプトした竹内が相手ゴレイロのポジションミスをつきミドルシュートを放つも、ゴールポストに嫌われ得点ならず。その後迎えたピンチも山口徹が体を張った守りで無失点に抑えドロー。


第2試合 VS 横浜GESマリノス ○1-0 得点者:藤本

今季からチームを再編し新たなスタートを切った横浜GESマリノス。男性メンバーの多くは前身のYOKOHAMAに在籍しており、お互いに手の内を知った間柄ということもあって試合は互角の展開に。
お互いにゴール前での迫力を欠いた試合となったが、勝敗を分けたのは個人技だった。ゴール嗅覚に優れた藤本の絶妙なポジショニングと、ゴレイロのタイミングをずらしたシュート。ゴールの臭いを感じられる男の一撃がチームを今季初勝利に導いた。


第3試合 VS アーセロナ渋谷 △2-2 得点者:佐藤慶、藤本

早い時間帯に佐藤慶の個人技から先制したものの、後半早々に相手ゴレイロに目の覚めるようなロングシュートをゴール隅に叩き込まれて同点とされる。その後、佐藤慶-藤本のホットラインから再びリードを奪ったものの、終了間際にCKからマークが甘くなった一瞬を突かれて試合を再び振り出しに戻されタイムアップ。チャンピオンズリーグでは大勝した相手だけに、悔やまれる失点での引き分けとなった。


第4試合 VS Frango Frango △0-0 得点者:なし

連戦で迎えた一戦は、ミックス同士の試合に。ミックス歴の長いFrango Frangoが優位に試合を進めることに成功。メタボは長い時間を守備に費やすこととなる。そんな中でも選手達は集中力を切らさずに奮闘した。ゴレイロの山口徹が鬼神の如きセーブを連発。終了間際に迎えた決定的なピンチは竹内がゴールライン上でボールをクリア。タイムアップの笛がなった時、選手達の表情は満身創痍ともいえるものだった。


第5試合 VS 中目黒フットサルラウンジ ●0-1 得点者:なし

試合の入り方は悪くなかった。相手の持ち味も消せてはいた。失点は相手のシュートを褒めるべきだろう。悔やむべくは、狙いとしていたポストプレーができなかったこと。チームで最もポストをうまくこなし、前線でのハードワークもできる赤松を欠いた布陣は、前線からの積極的な守備というチームのアイデンティティを体現できていなかった。攻守どっちつかずなはプレーが多く、チャンスをチームの勢いに結びつけることができなかった。


第6試合 VS 聖蹟クリスタル ○2-0 得点者:藤本、佐藤慶

佐藤慶-藤本のホットラインがこの試合でも爆発。ゴールは2つだったが数多くのチャンスを作り出し好調さをアピール。3試合勝利から遠ざかっていたチームを救った。チームとしての攻守のバランスも戻ってきており、良い試合ができたといえるだろう。


第7試合 VS どうぶつの森 ●1-2 得点者:竹内

二度目の連戦ということもあって選手達の動きは重く簡単なパスが繋がらない。集中力を欠いた時間帯で失点し、2点のビハインドで試合を折り返す。
後半に入って落ち着きを取り戻したメタボはセットプレーから竹内が見事なボレーシュートを沈め1点を返すことに成功。その後もカウンターから幾度かのチャンスを創出するも決めきれずに惜敗。
前半終了間際に失点が最後まで響く形となってしまった。


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開幕戦終了後は初の開幕懇親会ビール。残念ながら全チームの出席はならなかったが総勢38人が参加し、今シーズンのお互いの健闘を誓い合った。

【2月27日】Frango Frango、聖蹟クリスタルとの練習試合

渋谷メタボリックスは2月27日(日)に調布市内の体育館にてFrango Frango、聖蹟クリスタルとの練習試合を行った。


試合に臨んだメンバーは以下のとおり

山口徹、竹内、山岡、赤松、兼高、助っ人2名/吉田有希(中目黒)、鈴木維(YDM)



リーグ開幕前最後の調整の場となった練習試合。


この日もこのところ恒例となってきている人数不足のため、他チームより2名の選手を借りて試合を行うこととなった。


依然として連携面ではイージーミスが散見され、不安を残す仕上がりに。


ただ、その中でもコンディションのよさが目立つのは赤松選手と兼高選手の2名。

前者は動きの切れがよく、ポストプレーも無難で幾度となく攻撃の起点として機能していた。それだけに開幕戦の欠場はチームにとって大きな打撃となることが予想される。

後者はボールコントロールの精度、ボールの受け方が格段に向上しており、昨季以上の信頼をチームメイトから受けることは間違いない。


ゴレイロの山口徹も守備時の決め事などの確認ができ、守りに自信を深めた。


指揮官は

「自信を掴めている選手、そうでない選手を含め、チームは良い方向に向かっている。良い意味で開幕戦のスタメン選びで頭を悩ませてくれている。」

と語った。


開幕戦で対戦するMIYABIについては、

「質の高さは昨シーズンの結果が証明している。良い選手が揃っており、今年はそこに新たなスパイスが加わったと聞いている。相手の手の内がわからないからこそ、そこを楽しみたい。双方が持ち味を存分に発揮できるような良い試合をしたい。」


備えあれば憂いなし。開幕戦までの一週間で各選手がどれだけの準備ができるかが試される。

【2月19日】SWEEPSとの練習試合

渋谷メタボリックスは2月19日(土)に練馬フットサルパークにてSWEEPS、BLAZEとの練習試合を行った。


試合に臨んだメンバーは以下のとおり

佐藤慶、竹内藤本、森友、FAKES UNITEDより助っ人2名



肌寒さは残るものの、よく晴れた好条件下での練習試合。

GBBL開幕を2週間後に控えた渋谷メタボリックスだったが、参加メンバーは4名(うち1人は登録の都合上開幕戦には出場不可)と、開幕戦に不安を残すチーム状態。


この日は人数不足のため、GBPLのFAKES UNITEDさんより2名の選手を借りて試合を行うこととなった。


慣れない人工芝のピッチということもあって、ボールコントロールやパススピードなどで苦心するシーンも見られ、連携の部分でもイージーミスが散見された。


攻撃面では豊富な運動量で相手守備陣を乱すことに成功したものの、多彩な攻撃のバリエーションを見せるまでには至らず。攻撃時のアイデアの乏しさは改善する必要がある。


守備は失点こそ少なかったものの、カウンターを受ける場面が多く、ボールの失い方や失った後の対処方に大きく課題を残した。


指揮官は

「開幕前のこの時期は、どれだけコンディションを高められるかが大事。連携は徐々に磨き上げていければ良い。選手たちの出来には概ね満足している。」

と語り、チーム状態には不安がないことを強調した。


次週、27日にはプレシーズンマッチが予定されており、開幕戦にしっかりと照準をあわせる。

金子 直樹選手の負傷について

渋谷メタボリックスの金子 直樹選手が、練習にて負傷いたしました。
全治は2週間程度。
開幕戦への出場は微妙なところとなっています。

森友 豊選手 加入のお知らせ

渋谷メタボリックスでは、森友豊選手の加入が決定いたしましたので、お知らせいたします。

森友 豊(もりとも ゆたか)選手


■背番号

18番


■ポジション
GOLEIRO、ALA


愛称

モリちゃん


■フロントのコメント

ついに練習にも参加してくれるゴレイロが獲得できました。これで残りのゴレイロ陣も危機感を感じて練習に参加してくれるに違いありません。また、フィールドプレーヤーとしてもプレーできるポリバレントさにも期待。視野が広く頭の良いプレーヤーです。


※GBBLへの出場は登録の関係上、第2節(渋谷メタボリックスは第2節は休みなので実質第3節)以降となります。

【2月11日】横浜GESマリノス、中目黒フットサルラウンジとの合同練習&練習試合

渋谷メタボリックスは2月11日(金・祝)にすこやかプラザにて横浜GESマリノス、中目黒フットサルラウンジとの合同練習&練習試合を行った。


まずはいつものように体幹トレーニングでじんわりと汗をかき体を温める。

体幹トレーニングは体のバランス維持能力を高められる。裏を返せば簡単な体幹トレーニングがこなせないということは体のバランスが悪いということ。


続いて二人一組でのパス練習。ボールコントロールに必要なのは、首を振らずに目線を動かすだけで相手とボールを確認できるような姿勢を保つこと。膝に柔軟性を持たせ、上体を起こすことで背筋が伸びて自然と顎を引いた状態になる。あとは目線で相手とボールを見るだけだ。ファーストタッチのボールの置く位置を意識してトラップ出来れば、首を動かしてボールを見る必要がなくなり余裕を持ったボールコントロールが可能になる。。


三人一組でのパス練習には、動きの意識も盛り込んだ。三角形でパス交換をしながらポジションを入れ替える。

これは後のゲームで活きてくる「パスを出した後に動きを入れる意識付け」の練習。パスを出したら必ず動く、味方が作ったスペースへ動いてボールをもらうという動きの連動性を体で覚えるためのメニュー。

比較的負荷の高い有酸素運動のため、みんな汗びっしょり。ダイエットにもおすすめ。


パス練習に続いてシュート練習

これも前回と一緒で1本目は2対1のシュート練習。2本目は2人のゴレイロからゴールを奪うゲーム形式。

今回もゴレイロ陣の勝利。半数近くが腕立て伏せをやるはめに…


最後恒例の制限付きのゲーム形式での練習試合。

1本目は「自分より前にしかパスを出せない」

2本目は「パスを出した後に動かなかったら相手ボールになる」

3本目は「自分より後ろにしかパスを出せない」 

4本目は「3本以上のパスを繋いでゴールを決める」

それぞれの制限の目的をしっかりと理解し、実践できるかが目標となる。


パスを出せないからドリブルで打開するようではまだまだ理解が足りないし、後ろで3本パスを繋いでからロングシュートやドリブルシュートを打つようでは練習になっていない。


この日の練習の目的は先述したとおり「味方同士の連動した動きでゲームを組み立てること」

●自分よりも前にしかパスを出せない状況下では、味方のすばやいスペースへの動き(相手を外す動き)が求められる。ただし、自分よりも後ろにはパスを出せないということは、サイドを深くえぐる攻撃は出来ない。単純な裏への動きではなく、2人目、3人目の動きでスペースへ飛び出す状況を作り出す必要がある。そのあたりは3チームともまだ物足りなさが残る出来となった。

●パスを出した後に動かなかったら相手ボールになるというルールは、パスを出した後に動くことで自分のいた場所をスペースにするという目的がある。そのスペースには別の選手が動き、それによって空いたスペースに別の選手が移動するという連動した動きでスペースからスペースへとボールを運ぶことが練習の狙いだ。

●自分より後ろにしかパスを出せない状況下では、味方の後方へのすばやいフォローが必要となり、我慢強く攻め急がずに(相手を外しながら)押し上げる必要がある。上手な押し上げを行うには、逆算でゲームを組み立てる必要がある。一発で局面を打開しづらいため、全員が頭をフル回転させる必要がある。「頭が悪いとサッカー、フットサルは出来ない」3チームともかなりの苦戦を強いられたが、最後の方では意識が統一され始め、練習の目的を理解出来てきていた。

●3本以上のパスを繋いでゴールを決めるルール。この日のここまでのプロセスを踏めばかなり楽にこなせる。案の定3チームとも疲れの溜まっている状況下にも関わらず良い動きを見せてボールも日とも連動して良い動きを見せていた。


スペースは必ずフィールド上に存在する。試合において重要となるのは相手よりも上手にそのスペースを活用することだ。 


4時間半という長時間に渡った練習だったが、前回以上に高い集中力のもと密度の濃いトレーニングとなった。


3月6日に開幕するG.B.ブンデスリィガ。

良い準備をして本番に臨みたい。

G.B.チャンピオンズリーグ2010 結果

渋谷メタボリックスは2月5日(土)に開催されたG.B.チャンピオンズリーグ2010に出場し、3位という成績を残した。2年連続でのチャンピオンズリーグ制覇は達成出来なかったものの、非常に充実した一日となった。


試合に臨んだメンバーは以下のとおり

山口徹、佐藤慶、竹内、金子、馬場、藤本、山岡、兼高、小早川





試合の総括は以下のとおり

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【グループリーグ/第1試合】

VS SWEEPS(G.B.プレミアリィグ優勝) ○4-0 得点者:金子、佐藤慶、藤本×2


開始早々にリスタートから見事な連携で金子がネットを揺らし、幸先よくリードを奪うと佐藤慶が2点目を決めて突き放す。徐々にSWEEPSににきわどいシーンを何度か作られたものの、相手のミスにも助けられ無失点で切り抜ける。終了間際には途中出場の藤本が絶妙なポジショニングから2点を挙げ終わってみれば4-0。実力差はないチーム同士の戦いだったが、昨年同様にメタボリックスが相性の良さを大勝に結びつけた形となった。



【グループリーグ/第2試合】

VS S.O.J.(MSYリーグ2位)  △1-1 得点者:佐藤慶

初戦を白星で飾ったチーム同士の試合は予選突破を確実なものにするためにどちらも勝利を強く意識した戦いとなった。早い時間帯に先制を許したメタボリックスだったが、縦に急ぐことなく落ち着いた試合運びを見せると、それが功を奏し、美しいパス交換から最後は佐藤慶がフリーの状態で落ち着いて流し込み同点に。終了間際にも二度の決定機を作ったが、フィニッシュの精度を欠きドローとなった。


【グループリーグ/第3試合】

VS アーセロナ渋谷(G.B.ブンデスリィガ4位) ○3-0 得点者:佐藤慶×3


お互いに手の内を知り尽くした対戦は序盤に拮抗した展開で、お互いチャンスをなかなか作り出せない。そんな中活躍したのは途中出場の佐藤慶。交代から僅か3分弱でハットトリックを達成するなど、異次元の活躍で会場中を唸らせた。守ってもゴレイロの山口が攻守を連発し、無失点で切り抜け、得失点差でグループリーグの首位通過を勝ち取った。



【決勝トーナメント/準決勝】

VS S.O.R(G.B.プレミアリィグ3位)  ●0-1 得点者:なし


準決勝の相手は初対戦となるG.B.プレミアリィグのS.O.R。グループBを2位通過したオールド・ルーキー達に対し、試合序盤でシアを支配したのはメタボリックスだった。素早いパス回しで相手を外しチャンスを作り出したものの、相手ゴレイロの好守と守備陣の体を張った守りに阻まれ点を挙げられない。対するS.O.Rはゴレイロの高精度なフィードをゴール前のピヴォに徹底して放り込む。互いの得意とする攻撃パターンを徹底した両チームの勝敗を分けたものは、忍耐だった。チャンスを作れど点の奪えないメタボリックスの意識が前掛かりになると、S.O.Rはゴレイロのフィードをピヴォがピンポイントで合わせて値千金の決勝点を挙げる。最後まで得意な攻撃パターンを貫き通したS.O.Rにはメタボリックスの選手、サポーターからも温かい拍手が送られた。


【決勝トーナメント/準決勝】


VS S.O.J.(MSYリーグ2位) ○2-0 得点者:佐藤慶、金子


グループリーグ以来の再戦となった両チーム。試合前には互いに「そっちが負けたから再戦するはめになった」と相手の敗戦をなじった後に、互いに自分たちの敗戦を棚上げしていることに気付くシーンもあり、和気あいあいとした3位決定戦となった。
この大会で好調を維持する佐藤慶のゴールで先制すると、動きの良くなったメタボリックスは兼高、小早川の女性陣も前線からボールを追い回して相手に楽にボールを持たせない。終了間際には相手の中途半端なクリアを拾った金子がハーフラインから見事なシュートを放ち、必死にクリアに戻った相手選手の頭上をボール1個分越えるビューティフルゴールを決めた。

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以下は試合後の監督のコメント


「昨年に続いてのG.B.チャンピオンズリーグ優勝は成し遂げられなかったが、出場した全選手がそれぞれの持ち味をいかんなく発揮しての3位という結果は十分に賞賛に値する。我々の今後の目標は、来月から始まるリーグ戦で結果を残し、来年もこのステージに戻ってくることだ。」

「昨年以上に拮抗した試合が多く、熱くなれる大会だった。素晴らしいチーム同士が集まって開催されているこの大会は、我々の想像を遥かに超える大会になっているのかもしれない」


大会終了後は打ち上げビール。リーグの垣根を越えての飲み会となった。

参加チームは互いに大会での健闘を称え合い、今後のチーム交流の機会を増やすことを約束し合った。

小早川 恵選手 加入のお知らせ

渋谷メタボリックスでは、小早川恵選手の加入が決定いたしましたので、お知らせいたします。

小早川 恵(こはやかわ めぐみ)選手


■背番号

80番


■ポジション
PIVO


■フロントのコメント

小早川選手は運動量豊富で、熱い気持ちを前面に押し出してプレーすることの出来る選手。

クラブとしては前線を活性化させる存在として期待している。

MIXカップ in ミズノフットサルプラザ調布

1月29日(土)、渋谷メタボリックスは2月5日に迫ったG.B.チャンピオンズリーグに備え、試合勘を取り戻すために初のMIX大会に出場した。2月5日にお披露目の予定だった新ユニフォームがこの日の朝に納品されたため、急遽新ユニフォームをまとっての出場となったが、記念すべき初勝利は飾れず、4分1敗で6チーム中5位に終わった。

この日の出場メンバーは昨シーズンのチームを支えたメンバーが多くを占め、コンビネーションはまずまずの出来。ただ、新メンバーが加わったこともあり、組み立て時の意思疎通や守備に受け渡しなどでミスが目立った。とはいえ、会場の照明が暗く、視野が確保出来なかったという点は考慮すべき。
そんな状況下でもピッチを広く使って相手を崩すシーンは多く、決定的チャンスを何度も作り出すことに成功。フィニッシュの精度は欠いたが、多彩なアイデアを随所に見せた。

【1試合目】△2-2
得点者(アシスト):兼高2(佐藤慶)

【2試合目】●1-2
得点者(アシスト):佐藤慶

【3試合目】△0-0

【4試合目】△0-0

【5試合目】△0-0


指揮官は「勝利を飾れなかったことは残念だが、決して悲観するないようではなかった。入り方の良くない試合がいくつかあったが、そういった課題がこの時期に出ることが重要。ここから修正を加えて、開幕戦に照準を合わせていければ良い。これは毎年言い続けていることだが、個々が自信を持って戦う姿勢を貫ければメタボらしい試合をすることが出来る力は十分にある。」と語り、十分に手応えを感じていることを強調した。

また、この日は新たに女性選手が参加し、兼高選手とのツートップを形成した。
フロント陣はその能力を高く評価し早くも正式オファーを準備。早ければ週明けにも獲得が発表される可能性がある。
指揮官や選手達からも、「必ずチームにフィットするはず」「気持ちに強さを感じる。」「ぜひとも一緒にプレーをしたい。」といった声が出ており、動向が注目される。

【1月23日】聖蹟クリスタル、Frango Frangoとの合同練習&練習試合

渋谷メタボリックスは1月23日(日)にすこやかプラザにて聖蹟クリスタル、Frango Frangoとの合同練習&練習試合を行った。


まずは体幹トレーニングでじんわりと汗をかき体を温める。

体感トレーニングは筋力トレーニングと違い、少ない負荷を一定時間体に課すことで効果を発揮する。

この日実践したものは代表的なものなので、空き時間などを利用して取り組めば、短期間でも効果が実感できるはずだ。


続いて二人一組でのパス練習。目的は正確なパスを送ること、首を振らずに相手とボールを確認できるように上体を起こすこと、ファーストタッチのボールの置き方。


三人一組でのパス練習には、動きの意識も盛り込んだ。三角形でパス交換をしながらポジションを入れ替える。

これは後のゲームで活きてくる「相手を外す動き」の練習


パス練習に続いてシュート練習

1本目は2対1のシュート練習。2本目は3人のゴレイロからゴールを奪うゲーム形式。

罰ゲームもあったためモチベーションも高く保たれたが、ゴレイロ陣の勝利。10人以上が腕立て伏せをやるはめに…


最後は制限付きのゲーム形式での練習試合。

1本目は「自分より前にしかパスを出せない」

2本目は「自分より後ろにしかパスを出せない」

3本目は「3タッチ以内でボールを扱う」

4本目は「3本以上のパスを繋いでゴールを決める」

それぞれの制限には目的があり、その目的を理解し、実践できるかが目標となる。


パスを出せないからドリブルで打開するようではまだまだ理解が足りないし、後ろで3本パスを繋いでからロングシュートやドリブルシュートを打つようでは練習になっていない。


この日の練習の目的は先述したとおり「相手を外す動き」

●自分よりも前にしかパスを出せない状況下では、味方のすばやいスペースへの動き(相手を外す動き)が求められる。

●自分より後ろにしかパスを出せない状況下では、味方の後方へのすばやいフォローが必要となり、我慢強く攻め急がずに(相手を外しながら)押し上げる必要がある。

●3タッチ以内でボールを扱うとドリブルが出来ないため、前後左右にすばやいフォローが必要となり、最初に二つの練習が活きてくる。

●3本以上のパスを繋いでゴールを決めるためには、パス交換で相手を外す必要がある。人は動き方を、ボールは動かし方を考えることが重要。

点を取ることよりも、そこまでのプロセスを満足できるものにすることに注力してほしい。

攻めの目標はシュートで終わること守りの目標はボールを自分たちのものにすることである。


4時間半という長時間に渡った練習だったが、高い集中力のもと密度の濃いトレーニングとなった。


来週は大会出場。その次の週はG.B.チャンピオンズリーグ。

練習の成果を試合で発揮できればおのずと良い結果もついてくるはずだ。