【1月23日】聖蹟クリスタル、Frango Frangoとの合同練習&練習試合
渋谷メタボリックスは1月23日(日)にすこやかプラザにて聖蹟クリスタル、Frango Frangoとの合同練習&練習試合を行った。
まずは体幹トレーニングでじんわりと汗をかき体を温める。
体感トレーニングは筋力トレーニングと違い、少ない負荷を一定時間体に課すことで効果を発揮する。
この日実践したものは代表的なものなので、空き時間などを利用して取り組めば、短期間でも効果が実感できるはずだ。
続いて二人一組でのパス練習。目的は正確なパスを送ること、首を振らずに相手とボールを確認できるように上体を起こすこと、ファーストタッチのボールの置き方。
三人一組でのパス練習には、動きの意識も盛り込んだ。三角形でパス交換をしながらポジションを入れ替える。
これは後のゲームで活きてくる「相手を外す動き」の練習。
パス練習に続いてシュート練習。
1本目は2対1のシュート練習。2本目は3人のゴレイロからゴールを奪うゲーム形式。
罰ゲームもあったためモチベーションも高く保たれたが、ゴレイロ陣の勝利。10人以上が腕立て伏せをやるはめに…
最後は制限付きのゲーム形式での練習試合。
1本目は「自分より前にしかパスを出せない」
2本目は「自分より後ろにしかパスを出せない」
3本目は「3タッチ以内でボールを扱う」
4本目は「3本以上のパスを繋いでゴールを決める」
それぞれの制限には目的があり、その目的を理解し、実践できるかが目標となる。
パスを出せないからドリブルで打開するようではまだまだ理解が足りないし、後ろで3本パスを繋いでからロングシュートやドリブルシュートを打つようでは練習になっていない。
この日の練習の目的は先述したとおり「相手を外す動き」。
●自分よりも前にしかパスを出せない状況下では、味方のすばやいスペースへの動き(相手を外す動き)が求められる。
●自分より後ろにしかパスを出せない状況下では、味方の後方へのすばやいフォローが必要となり、我慢強く攻め急がずに(相手を外しながら)押し上げる必要がある。
●3タッチ以内でボールを扱うとドリブルが出来ないため、前後左右にすばやいフォローが必要となり、最初に二つの練習が活きてくる。
●3本以上のパスを繋いでゴールを決めるためには、パス交換で相手を外す必要がある。人は動き方を、ボールは動かし方を考えることが重要。
点を取ることよりも、そこまでのプロセスを満足できるものにすることに注力してほしい。
攻めの目標はシュートで終わること。守りの目標はボールを自分たちのものにすることである。
4時間半という長時間に渡った練習だったが、高い集中力のもと密度の濃いトレーニングとなった。
来週は大会出場。その次の週はG.B.チャンピオンズリーグ。
練習の成果を試合で発揮できればおのずと良い結果もついてくるはずだ。