田植えから40日ほどたった「あきさかり」の田んぼ。
今年は、これまで数年にわたり使用してきた化成と有機が半々に入った肥料と、JAおすすめの「あきさかり」専用化成肥料とを使い分け収量や食味の比較をしてみようと考えました。
どちらの圃場にも牛糞堆肥が1反あたり600kg入っていて、側条施肥の量もこれまでの70パーセントに抑えて検証です。
すでに結果は出ています。
収量食味共、化成と有機が半々に入った「スーパーアミノDX」に軍配が上がりました。
草も刈らなくてはなりません。
代搔き前に穂場内からトラクターのブームモアで刈ってから40日余り… 大草です…
出穂前45日ほど、中間肥としてミネラル分、ケイ酸を与えなくてはなりません。
15kgの肥料を2袋動散に入れてふらつきながら散布…
重労働です…
田植えから45日経過
遊休地の草刈りもしなくてはなりません…
スパイダーモアにも無理をさせています…
後半に植えた田んぼも1回目の追肥…
7月の5日 田植えから2カ月
中干しています。このころはかなり気温が上がり良い天気が続いていましたね。
しかし、ゲリラ豪雨的な雨も降り近所でも被害が…
使っていない畑の草刈り。 ハンマーナイフモアを使用
7月12日~ 畦畔上面へ除草剤散布開始
少しでも草刈り作業を楽にしてやろう、畦元に生える草を退治してやろうとザクサを散布
この写真の圃場は散布後数時間で雨が降り出したので、効き目は薄かったですが、それ以外の圃場はばっちり聞いていました。
緑いろの圃場群の中に草の刈れた畦畔があるのは景観的にはよろしくないですが、これも作業効率化のためです。
稲刈りまで、散布したところの草刈りをする必要はありませんでした。省力化。
7月18日 出穂前1週間です。
まだまだ猛暑が続きます。
7月25日 写真ではよく見えないけど50パーセントほど出穂した状態。
この日を、出穂日としました。
圃場の草刈りもひと段落したので、河川土手の草刈りを行いました。
もちろん自分の圃場に面した範囲+αですよ。
9月5日
8月12日ころから天候が一変…
毎日のように雨が降り、太陽は覗かず…
積算温度は上がるものの、日照時間は…
刈り取り開始の判断は難しく、穂の登熟率や羽色とにらめっこ。
そして、9月5日から恐る恐る稲刈り開始。
初日は、登熟の早い「ひとめぼれ」と登熟率、葉色ともよさそうに見えた6反余りを刈り取り。
結果は上々、収量も例年以上!
8俵出来を目標に施肥をしていましたが、ほぼほぼ10俵出来。
それでは、食味が悪いのか?と測定してもタンパク6.2、参考食味値87と例年以上…
登熟期の天候が悪かったので期待はしていなかったのですが、うれしい結果になりました。
もちろん、今年も一人作業。
2トンダンプにフレコン3本
2反少々のモミがたまったら、運搬
2.2反でこれくらいモミがあれば10俵出来かな?
例年になく、コンバインもしんどがりました。
これは9月19日ころ、最後の品種「コシヒカリ」
牛糞堆肥反当600kg、化成と有機半々の「スーパーアミノDX」を化成窒素で3パーセント施肥した(反当10kg)圃場
なびく程度で、倒伏なし。収量は反当7.5俵。食味はタンパク6.5程度。食べてみてもかなりおいしかったですよ。
9月20日 令和3年最後の稲刈り
今年は、出穂直後まで猛暑… そのあと刈り取りまで天候不順でマイナス要因しかないと思っていましたが、結果オーライということで無事に稲刈り終了。
周りでは、圃場の柔らかさに苦労されている方が多いですが、我が家は悪くてこの程度、全く問題なしでした。
中干をしすぎたのが良かったか?
近所の方が稲刈りSOSを出せば、すぐに手伝いに行く気でいましたが、そんな事もなく(良かった)コンバインの洗浄、整備に入りました。
揺動板も外し、2番処理胴も外して洗浄です。
before
after
洗浄には台所洗剤のJOYを使用しました。これを泡状にしてスプレーして洗車ブラシでこすり、高圧洗浄機で流す感じですね。
JOY優秀です。除菌もするしね…
さて、今週末は刈り取り部の分解洗浄、整備に入りたいと思います。