探していた、クーラントのドレンを発見!
ラジエター側にはついていませんでした。
布メッシュで巻かれたいちばん左側の細いホースがドレンホース。ラジエター下端からボディー下部へ延長されています。
左から2番目のホースは、シリンダーブロックとつながっており、ドレンからクーラントを抜くとエンジン内部のクーラントも出てくるようにしてある。
右の太いやつは、ウオーターポンプへつながっています。
クーラントドレンを下から見るとこうなっています。↓↓
早速19mmのドレンボルトを緩めようとしましたが、硬くてかたくて…長いソケットハンドルに替えて衝撃一発(手で…)何とか取り外し…
外しはしましたが、クーラントは出てきません… ラジエターキャップを外せば出てくるだろう!と、外しますが一滴も出ず…
結局、ドレンプラグを見つける事が出来、機体の下側から外したとしてもクーラントは出てこなかった模様…
今度は、ホースのラジエター側を外して難なくクーラントを抜くことができましたが、ドレンの穴とホースはヘドロのようなものが堆積して穴が完全にふさがっていました…
ドレンプラグの硬さと、ホース内の堆積物を見ると30年間クーラントの継ぎ足しだけで、全交換はしていなかったのでは?との疑いを持ってしまいました。
今回交換することができて良かったです。
それと、ヤンマーB27のクーラントドレンは車体右後ろ下側(ラジエターの真下)にあることをここに記しておきたかった。この情報はどこにも無かったので…
外したラジエターは、流水で内部をしっかり洗う事が出来ました。茶色い錆のようなヘドロのようなものが沢山出てきましたが、しばらく通水を続けるときれいになりましたよ。
ラジエターを外してついでに、ファンベルトもキッチリ張ることができたし、これでスッキリです。
続いて、走行モーターのギアオイルも交換。
ネジに巻いてあるシールテープが真新しく見えたので、近年交換済みか?とも思いこれまで点検もしていませんでしたが、どうかな?と思いながらネジを外す…
これまで一つ気になっていたのは、走行モーターの左右で使用後の温度が違う事… 片側だけ加熱するという事に…
で、中から出てきたのは汚れたオイルではなく、炭の粉のようなもの…
完全にオイルが無かったのね…
このまましばらく使っていたという訳ね…
そりゃー加熱しますよ…
オイルシールやギアが傷んでいなければよいが…
この走行モータとギアはAssy交換らしい… 新品が出るとしても片側40万円~50万円するらしい…リビルド品でも25万円とか…