月日の経つのは早いもので…
 
前回の更新が6月5日の田植え終了時…
 
あれから4カ月… 
 
バタバタと勤めに農作業にと過ごしていましたがあまりにも長期間放置しすぎでした…
 
稲刈りも2週間前の敬老の日には無事終了しています。
 
 
さてさて、5月の連休から週末ごとの3品種の田植え1カ月かけて終えると、最初に植えた田んぼは中期除草剤の散布時期になっていました。
 
中期除草剤を撒くのは、1.2haほど。ホタルイが繁盛する田んぼだけです。

 

田植えから40日ほどたった「あきさかり」の田んぼ。

 

今年は、これまで数年にわたり使用してきた化成と有機が半々に入った肥料と、JAおすすめの「あきさかり」専用化成肥料とを使い分け収量や食味の比較をしてみようと考えました。

 

どちらの圃場にも牛糞堆肥が1反あたり600kg入っていて、側条施肥の量もこれまでの70パーセントに抑えて検証です。

 

すでに結果は出ています。

 

収量食味共、化成と有機が半々に入った「スーパーアミノDX」に軍配が上がりました。

 

草も刈らなくてはなりません。

 

代搔き前に穂場内からトラクターのブームモアで刈ってから40日余り… 大草です…

 

出穂前45日ほど、中間肥としてミネラル分、ケイ酸を与えなくてはなりません。

 

15kgの肥料を2袋動散に入れてふらつきながら散布… 

 

重労働です… 

 

田植えから45日経過

 

遊休地の草刈りもしなくてはなりません…

 

スパイダーモアにも無理をさせています…

 

後半に植えた田んぼも1回目の追肥…

 

7月の5日 田植えから2カ月

中干しています。このころはかなり気温が上がり良い天気が続いていましたね。

 

しかし、ゲリラ豪雨的な雨も降り近所でも被害が…

 

使っていない畑の草刈り。 ハンマーナイフモアを使用

 

7月12日~ 畦畔上面へ除草剤散布開始

 

少しでも草刈り作業を楽にしてやろう、畦元に生える草を退治してやろうとザクサを散布

 

この写真の圃場は散布後数時間で雨が降り出したので、効き目は薄かったですが、それ以外の圃場はばっちり聞いていました。

 

緑いろの圃場群の中に草の刈れた畦畔があるのは景観的にはよろしくないですが、これも作業効率化のためです。

 

稲刈りまで、散布したところの草刈りをする必要はありませんでした。省力化。

 

7月18日 出穂前1週間です。

まだまだ猛暑が続きます。

 

7月25日 写真ではよく見えないけど50パーセントほど出穂した状態。

この日を、出穂日としました。

 

圃場の草刈りもひと段落したので、河川土手の草刈りを行いました。

もちろん自分の圃場に面した範囲+αですよ。

 
8月8日遅く植えた田んぼにも出穂時の追肥
暑い、キツイ…

 

9月5日 

8月12日ころから天候が一変…

毎日のように雨が降り、太陽は覗かず… 

積算温度は上がるものの、日照時間は…

 

刈り取り開始の判断は難しく、穂の登熟率や羽色とにらめっこ。

 

そして、9月5日から恐る恐る稲刈り開始。

 

初日は、登熟の早い「ひとめぼれ」と登熟率、葉色ともよさそうに見えた6反余りを刈り取り。

 

結果は上々、収量も例年以上!

 

8俵出来を目標に施肥をしていましたが、ほぼほぼ10俵出来。

 

それでは、食味が悪いのか?と測定してもタンパク6.2、参考食味値87と例年以上…

 

登熟期の天候が悪かったので期待はしていなかったのですが、うれしい結果になりました。

 

もちろん、今年も一人作業。

 

2トンダンプにフレコン3本

2反少々のモミがたまったら、運搬

 

2.2反でこれくらいモミがあれば10俵出来かな?

例年になく、コンバインもしんどがりました。

 

これは9月19日ころ、最後の品種「コシヒカリ」

牛糞堆肥反当600kg、化成と有機半々の「スーパーアミノDX」を化成窒素で3パーセント施肥した(反当10kg)圃場

 

なびく程度で、倒伏なし。収量は反当7.5俵。食味はタンパク6.5程度。食べてみてもかなりおいしかったですよ。

 

9月20日 令和3年最後の稲刈り

 

今年は、出穂直後まで猛暑… そのあと刈り取りまで天候不順でマイナス要因しかないと思っていましたが、結果オーライということで無事に稲刈り終了。

周りでは、圃場の柔らかさに苦労されている方が多いですが、我が家は悪くてこの程度、全く問題なしでした。


中干をしすぎたのが良かったか?

 

近所の方が稲刈りSOSを出せば、すぐに手伝いに行く気でいましたが、そんな事もなく(良かった)コンバインの洗浄、整備に入りました。

 

揺動板も外し、2番処理胴も外して洗浄です。

 

before

 

after

 

洗浄には台所洗剤のJOYを使用しました。これを泡状にしてスプレーして洗車ブラシでこすり、高圧洗浄機で流す感じですね。

 

JOY優秀です。除菌もするしね…

 

さて、今週末は刈り取り部の分解洗浄、整備に入りたいと思います。
 

さあ、連休が始まりました!
 
5月1日は、いまだ終わらない荒起こしを行いながら、代掻きに向けて水をためながら、トラクターにブームモアを装着し、田植をしたら草刈り出来なくなるところを集中的に作業。

 

5月2日は二日後の田植に向けて代掻き作業を頑張る!

 

今年は、定期的に雨が降っているので田んぼに水をためるのは比較的簡単で、すぐに貯まりましたね。

 

ディスクロータリーをかけた圃場は浮きわらが少なくきれいに仕上がります。そして、田植え後のガス湧きや表層剥離も起きにくいですね。

 

5月3日も二日後の田植に向けて代掻き。気ぜわしくはありますがトラクターに乗って作業している時が一番幸せかな?

 

5月4日から田植スタート。

 

田植機のバッテリーが完全に死んでいて要交換常態…

 

買いに行く時間がもったいないので、一足先に田植えが終わった隣家から田植機のバッテリーを拝借して田植えをすることになりました。

 

苗の方は、↓↓の写真のような感じに生長しました。育苗前半を過保護に過保護に育てても、路地でのベタかけ被覆による4月育苗では10cm程度が限界なのかな?今年は比較的暖かい4月だったような気がしますがね…

 

毎年書きますが、田植も一人作業です。

 

苗床⇒軽トラック⇒各圃場へ苗を配り⇒箱粒剤散布⇒田植機を取りに帰り⇒田植…という流れ…

 

初日の目標は1.1haですが、これくらいまでなら一人でも余裕をもってできますかね。

 

初っ端、毎年恒例の?施肥レバー設定ミスで肥料が落ちないトラブルがあり、気が付くまで(いい加減に覚えろって…)少々手間取りましたけどね…

 

5月5日も田植。

この日は約90a 小さい田んぼが多かったので手間はかかりましたね。たしか…

 

もちろん、5月9日に行うコシヒカリの浸種、催芽も同時進行しています。

 

5月9日 コシヒカリの播種作業

 

当然のように長女たちに手伝ってもらいます。

 

家族の手を借りないといけないのは、播種だけですからね…

 

コシヒカリの5月播種は、育苗機を使わずプールに直接並べます。

 

5月10日は勤めを休んで、前半戦最後の田植です。

 

午前中3反を植え、午後からは今年から増えた14aを植えたのですが、必要枚数の半分くらい苗が足りません…

 

そこで、友人から「ひとめぼれ」の苗を買って植えてみました。

 

今年の秋から、「コシヒカリ」 「あきさかり」 「ひとめぼれ」三種類のお米を食べられるようになります!(計画的か?)

 

これで前半戦の田植2.3haが終了です。

 

そして、昨年秋に導入した田んぼの水回り専用車!(電動アシスト付き)

 

近場の田んぼに使うのには最強説も…

 

免許証を携帯する必要もないし、ヘルメットをかぶる必要もない。少々の運動にもなりますしね。

 

5月13日の苗箱たち(苗たち)

今回は、雨が降って被覆の上に水が溜まったので排水の為にシートを外しましたが、それが無ければ1週間はシートをはぐる必要はありません。

 

ジャーン!

5月16日の苗たち!

上の写真から3日しか経過していませんが、一気に来ましたね…

 

5月16日 月末の田植に向けて荒起こし作業!

 

作業中、親戚のおじちゃんからの差し入れをいただきました。

 

セブンイレブンにある、あんこパンシリーズのコンプリートか?

 

野菜も植えてみました。

キュウリ、トマト、キャベツ、レタス、ブロッコリーを少しづつ

 

5月20日 播種から11日目の「コシヒカリ」

 
田植え予定一週間前になり、代掻きを始めようとハロー(コバシTX350)に巻き付いた草を除去していたら…
 
ハローの内側の溶接が外れて、鉄板に亀裂が入りめくれ掛けているのを発見…
 
代掻きも残すところ1,2haなので、このまま代掻きを強行します…

 

水の量も程よく、心に余裕がある為?高低直しもしっかりできて満足

 

同じところを3回通ってこんな感じです。

 

5月25日 田植まであと4日です。苗は13センチほどに生長しました。

 

ガーン…

田植機右前輪車軸辺りからオイル漏れ…

 

今年は、色いろなものが壊れ修理代がかさみます…

 

ケガをするよりはましですけどね…

 

6月29日 田植当日の「コシヒカリ」の苗(右)と前半戦田植で植えた「あきさかり」の老苗(左)の比較

 

品種の違いもありますが、4月育苗と5月育苗で生長にこれほど差が出ます。

 

立派なマットを形成しています。

 

1日で1.2haを植えきり、令和3年の田植終了!

 

これからは、春作業の片付けと草刈りに注力していきます!

 

5月5日植えた「あきさかり」の田んぼ。

 

植えてから1カ月になるので、ここから一気に分蘖、生長する予感

 

待ちに待った?ゴールデンウィークの到来。
 
周りの農家に後れを取っている農作業を挽回するチャンスですが、初日からかなりの雨…
 
週間天気を見ても、雨マークが複数あり天候に振り回されそうな予感です。
 
まずは、用水掃除の出会い作業からスタートです。
 
しかし、前日からの大雨で河川が増水しているために例年のような底に堆積した砂の撤去はほとんどできず、表面の掃除だけとなり予定より1時間ほど早く終了。
 
終了後は、全く行っていない荒起こしをしようと思っていたのですが、、、
 
 

雨のやむ気配は無し…

 

ここで、作業に遅れを生じさせるわけにはいかないので、荒起こしを強行しました。

 

まずは、畝崩しをした圃場からスタート。

 

畝崩し前も、畝崩し後も好天が続き泥がカチカチに乾いていたところだったので、ロータリーをかけても練ることなく、ホロホロっと砕け良い感じに仕上がります。

 

適度に泥がこなれているので、この後の代掻きが楽に行える予感。

 

草もしっかりとすき込むことができています。

 

畝にしていなかった圃場も荒起こし。

 

 

何事もスタートが肝心。

 

3列開けてスタート。

 

深さ10cm、エンジン回転2400rpm PTO450rpm 車速最大3.0km/h

 

水分で泥が柔らかくなっているために、33馬力のトラクターでもこれくらいのスピードは出せました。

 

この日は、1町7反作業を行い終了です。

4月30日は出勤日なので、続きは5月1日から、、、、
 
荒起こしもあと半分残っているし、草刈りもしなくちゃ… 
 
この日荒起こしした田んぼに水を入れ、代掻きもしなくちゃ…
 
連休終わりまでには、1町ほど田植えをしておかないと、後のスケジュールが狂うなぁ…
 
出来るかな?? ひとりで…