リコールなのでヤナセに持って行く。 | Tant qu'il y a de la vie,il y a de l'espoir. 五ヶ所湾でセーリング!

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五ヶ所湾でデイセーリングを楽しむジイさんのブログです。

軽井沢 土屋写真館前にて

 

 

購入して7年になるのだが、リコール連絡が来ていたのでヤナセに持って行く。

 

このクルマはAMG-GTという珍しい車種だ。いわばカルトの世界である。

 

どこがリコールといえば、ドライブシャフトらしい。市場で全く人気がないクルマなのだが、開発目的がニュルブルックリング24時間で打倒ポルシェ911GT3Rだったのだ。

私の安いモデルはドライブシャフトはアルミもしくはスチールだろうが、上位モデルはドライブシャフトもドライカーボン製である。市販車でそこまでするか?

一品生産みたいな車なのでパーツも特殊で不具合があれば大変である。まあメカニックも構造を全然知らない解らんクルマなのだ。

 

ぞ~さん、そ~さん、お鼻が長いのね。はまどみちお先生の傑作だが、実は母さんにあたるガルウィングのAMG-SLSが6.2リッターの巨大なV8エンジンだったので市販車は4リッターターボV8に変わってもレースでは6.2リッターを載せて出ていたのだ。

それゆえにお鼻が長いのよ。

 

このクルマは車重1600キロ台。めちゃくちゃ軽く出来ている。全部アルミ製だ。専用のゲトラック6速DCTはリアのデフにつながっている。いわゆるトランスアクスルだ。

 

運動性能はポルシェ911より遥かにいい。ステアリングを切った初期応答は以前乗っていたポルシェGT3よりずっといいのだ。

 

新型は、もはや旦那車。車重も2トン。四輪駆動。3,000万も出して買うのは酔狂だろう。興味なし。

 

 

私の黒歴史がこのクルマ。フェラーリ612である。

 

世のフェラーリ好きには申し訳ないが、できそこない、設計ミスみたいな車である。

ケンオクヤマがデザインしたので買ったのだが、デザインには罪は無い。

 

バカげたF-1マティック(手でシフトするのをモーターで動かして入れているのだ)、過大な待機電力(こうしてホテルに置いておくと100AH左右二個あるバッテリーが上がってしまう)、2トン強の車重、低速で全く効かないカーボンコンポジットのブレーキ、できん坊主のナビ、かといって統合システムで外すことも出来ない始末の悪さ。

500馬力以上あるのに鈍重。F133エンジンは低速トルクが全然ない。

 

フェラーリを崇める連中の気持ちがわからない。すぐ近所でもガレージに大きくフェラーリフラッグで飾ってあるお宅があるが、フォーフォーという車種も中身は変わらない。

 

黒歴史はフェラーリだが、ホワイト歴史はこのベントレーだろう。石油やCO2の問題が無ければ最高だが、こんなに地球が暑くなると、トヨタの10倍以上、CO2を吐き出すこのクルマに乗っているのは犯罪行為だ。新型もほぼ同じCO2を出すので問題外。