記号を使ったインジケーター その5 | メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

メタトレーダー4でプログラムを作ってみよう

無料のトレードソフトであるメタトレーダー4のプログラムを作るコツをアップします。初心者がインジケーターとEAのプログラムを作成できるのを目指します。

記号を使ったインジケーターで前回は間違いを表示するだけでしたが、

間違いを表示して、インジケーターは表示しないやり方を説明します。

start を以下のように修正してください。

if(ma1_Period>=ma2_Period)
{
   Comment("ma2はma1より大きな数にしてください。");
   return(0);
}



前回はコメントを表示させるだけでしたが、

今回は return が増えています。

これは start を抜ける命令で、return になった時点で start の処理が終わります。

ですので、それ以下の処理が行われず、インジケーターが表示されません。



修正後にコンパイルし、適当な値を入力して確かめてみてください。

この場合は、returen 以下の全ての処理が飛ばされますので、

複雑なプログラムを組んでいて一部分だけ飛ばしたい場合には向きません。

次回は、それに対応できる方法を説明します。