■障がいのある子にとって何が『幸せ』なのか?
今すぐわが子を幸せにするコツ
 

 

 

山本真弓です。

 

 
 
もう7年前になりますが、
 
私は次女の重い障がい(脳性まひ)を宣告されたとき
 
元気に生きるはずだった次女の人生が
断たれた…

 

 

と感じて、ひどく落ち込みました。
 
 
 
 
この子はこの先ずっとこのまま動けない。
 
それどころか、
 
 
 
呼吸もコミュニケーションも難しくて、
 
ずっと病院暮らしだ。
 
 
 
この子はせっかく生まれてきたのに、
 
幸せに生きることなんてできないんじゃないだろうか…
 
…と、次女の人生に絶望していました。
 
 
 
 
親って、子どもが幸せだったら
 
それが自分の喜びだと思うんです。
 
 
 
 
でも、
 
 
 
障がいの重い次女は
 
『幸せ』に暮らすことができないんじゃないか。
 
 
 
 
そういう未来への恐れみたいな
 
ドス黒い気持ちも、
 
障がい児ママになって初めて感じた辛さの一つでした。
 
 
 
 
 
で、ある時、フト考えたんです。
 
次女の状態が変えられないとしたら、
 
障がいの重いこの子の幸せ 
 
って何だろう?…と。
 
 
 
で、その当時の私は発想を180度変えてみたんです。
 
 
 
 
この状態のまま、
 
次女を最大限に幸せにすることは

 

できないだろうか?
 
 
こんな風に考えてみることにしたんです(^^)
 
 
 
 
じゃあ逆に、
 
今の次女にとって一番不幸なこと
 
って何だろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし私が次女の立場だとしたら、一番怖いのは
 
 
・親や家族に見捨てられたくない。
 
・私を生かしてくれる人が誰もいなくて、
一人ぼっちになることが怖い。
 
・私の存在を忘れられるのが怖い。
 
・返事はできないけど、話しかけてほしい。
 
・お腹がすかないように何とかしてほしい。
 
・とにかく安心させてほしい。
 
 
 
…そんな風に想像したんです。
 
 
 
 
すると答えは割とすぐに出ました。
 
 
 
「次女にとっての幸せ」って、
 
・パパやママが自分のことを好きでいてくれて
 
・時々会いにきてお話してくれて
 
・兄姉にも大切な家族だと思ってもらえて
 
・看護師さんやお医者さんが自分の身体のケア
をしてくれて、栄養をくれて
 
・自分が不快だったり辛かったりするときには
ちゃんと察知して快適にしてくれて
 
・辛かったり痛かったりしないように
リラックス状態を保ってくれること。
 
 
…こういうことなんじゃないかな。
 
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そう考えたら、障がいを悲観するより他に
やることがある。
 
 
 
こんな風に
次女にとっての幸せを増やすこと 
に集中しよう!
 
 
 
こんな風に思えたら
 
 
なんだか目の前のもやが晴れるように
パーッと明るくなったんです(^^)
 
 
 
「未来への恐れ」
 
に集中すると辛いループから抜け出せなかったけれど、
 
 
不安は一旦横に置いといて
 
「今の次女」を最大限幸せにすればいいんじゃないか?
 
って思ったんですね。
 
 
 
次女には面会のたびにたくさん話しかけ、
 
家族の出来事を報告したり、
 
家族の写真をカードにして飾ったり、
 
可愛いゴムで髪を三つ編みしたりもしました。

 

 

 

 

 
看護師さんと次女を囲んで世間話したり、
 
可愛い洋服を選んだり、
 
旅行に行ったら次女にもお土産を買ってきたりと、
 
可能な限りの楽しいことをたくさんしたんです。 
 
 
 
 
 
そりゃね、身体に管がたくさん入って動けない
 
無表情の小さな次女の姿を見たら
 
切なくなりました。
 
 
 
 
もしかしたら渦中にいるときは、
 
こんな風に思うのは無理かもしれません。
 
 
 
でも、やっぱり、それでも、
 
次女はおそらく幸せだったと思います。

 

 

 
自分では何もできないのに、
こんなに周りに愛されたんです。
 
 
「その子にとっての幸せ」は、
どんなに障がいが重くても
叶えることができる♡

 

 

と心の底から信じています(^^)