小さい頃から自分の意見が言えなかった
感情を出せなくて大人しい子供だった
肚の底から湧き上がる言葉や感情たちを
喉元を鉄線でギチギチと締めあげられ
痛くて息ができなくて苦しくてもがいて
やっと出てきたものが涙だった
本当の音
本音・真実を伝えるには涙でしか表現できなかった
小さい頃に言葉で表せなかったことを
短い詩を書いて表現したとき
なぜかみんなから褒められた
ここにキラリと光る原石があった
20代前半、演技を通して自分を表現することに興味を持った
小さいけど舞台にも立った
演じてでもいいから自分を表現したかった
嘘でもいい
自分を表現したかった
30代、子供を授かった
待望の赤ちゃん
母親として社会人としてしっかりしなきゃ
わたしみたいになってほしくなくて
ちゃんと子育てしなきゃ
しなきゃややるべきことが多くなって
本来のやりたいことから外れていって
重度のアトピーになった
自分らしく生きることって何?
わたしの人生これでいいの?
奥底から湧き上がる
「スピリチュアリティでありたい」
「自分を生きたい」
が溢れて
精神世界に思い切って飛び込んだ
スピリチュアルの世界も奥が深かった
わたしがいたい世界だった
分離していたスピリチュアルと日々の生活
それは分離させるものではなくて統合させていく
スピリチュアルは日々の生活そのもの
自分らしく今を精一杯生きること
自分を表現していくこと
スピリチュアルはとってもシンプルだった
表現できなかった子供時代
偽りの自分を表現していた青春時代
世間の型にはまって自分を押し殺してた社会人時代
いつも自分でありたかった
今、猛烈に自分の本音を出していきたい
文章を書きたい
本を出してみたい
そんな本音がある
わたしの本当の音を出していきたい
どんなわたしでも全てを受け入れていきたい
ずっと表現者でありたい
Yukiko