瞬き(またたき)

瞬くとは、まばたきをするほどの短い時間、瞬間のことです。

その短い時間や瞬間でさえ、刻一刻と、時は流れているのです。

時間というものの概念は、時計や暦など目に見える形で理解することがほとんどでしょう。

そういった目に見える概念は、人の心に「安心」を与えてしまいます。

「安心」という枠に心がおさまれば、不安というものに苛まれてしまうのです。

どうか目に見えない時間を、心で感じてください。

時間は、まばたきをする一瞬でさえ流れているのです。

「安心」という枠で心に不安がもたらされるのなら、その一瞬一瞬を大切に感じてください。

時の流れを感じ、時間を大切にするということ。

それは、瞬く時間でさえも無駄にせず、集中するということなのです。