今日は2019年 3月26日火曜日
湘南は朝から小雨が降ってどんよりお天気です。
私が乳癌手術を受けてから
今日で3週間が経過しました。
私が乳癌を告知されたのは
先月2月18日で、手術したのは今月3月4日。
乳癌とわかってから、肉体的にも精神的にも
あまりにも過酷で必死な毎日だったからか
時間の流れも世間と私は違うようにも感じ
手術からまだ3週間しかたっていないことに
今改めて驚きました。
私は右胸温存手術をしました。
加えて転移を調べるための右脇リンパ切除もしています。
手術から3週間たち、抜糸からは明日で2週間です。
今の手術部分の状況は、抜糸の際に先生から教えて頂いた
毎日の入浴前後に傷痕がきれいに回復するための
保護テープのはりかえは今も毎日継続しています。
最初はテープをはがすのも、
テープにくっついて傷がひらいてしまうのではと心配でしたが
今は以前より傷口が閉じてきた感覚もあるので
テープをはがすことも慣れてきてました。
抜糸後は毎日入浴前にテープをはがし
入浴後に新しいテープをはることを繰り返していますが
抜糸の数日後には、はがしたテープに黒いかさぶたなのか
固まっていた血液なのかわかりませんが
とれなかった黒いものがくっついてきたりもしました。
私の乳癌は右胸の下側の外側よりだったのですが
温存手術の際は先生が仕上がりも気にしてくださり
右胸の乳輪に沿ってメスをいれてくれています。
ですので私の乳癌手術の見た目の傷痕は
右胸の乳輪にそって約7割ぐらいにメスを入れて、
そこから癌とその周りを切除して
残った部分をまたひっぱって縫合した跡が乳輪周りにあります。
私の癌は右乳房の下側で、早期で、癌もひとつでしたので
そのひとつの癌の塊を広めに切除し、くりぬいたところはそのままで
その周りの皮膚を単純に引っ張って縫合しているので
乳房の下側から外側はやっぱりいびつな形にはなっています。
ただ癌が乳房の下側だったから、裸になって
私自身が上から右胸を見下ろした時には、
右胸上のふくらみは視界にあります。
私は海も大好きですが温泉も好きで
乳癌になる前は日帰り温泉にも毎週のように行きました。
乳癌手術から3週間たち
傷痕は落ち着いてはきましたが
温泉に行く精神的な余裕はまだありません。
右脇のリンパ切除した部分は
右脇の少し下あたり約3センチぐらいかと思いますが
ここも右胸同様に毎日入浴前後にテープをはりかえますが
傷口はふさがっています。
今、日常生活に問題はありませんが、
利き手側の右脇でよく動かす機会もあるためか
右脇の傷のほうが少しふくらんでて時々痛いです。
高いものをとろうとしたり、伸ばしたりすると
”ピキっ”となるので無理はまだできません。
今、日常生活を送っていて、生活動作の中で1日に何回かは
右胸下側のひっぱって縫合している部分や右脇に痛みを感じます。
痛みは瞬間的なので、いつも通りの感覚で動いていると
時々感じるその痛みで乳癌を思い出すような感じです。
はたから見ると普通の人です。
誰かと会えば笑顔でご挨拶もしますし、
聞かれれば「元気です!」なんて社交的な会話もします。
乳癌のこと、手術の事
私が今ホルモン治療もしていること、
これから放射線治療がまっていること
更に一番大切な病理結果もまだなこと。
今の現状は外見的には日常生活で
他人に私が乳癌で乳癌治療中なんてわかりません。
手術から3週間たち、傷痕は回復していっても
心が体においついていかない自分の弱さを感じます。
先月2019年2月18日に乳癌を告知され、
手術からまだ3週間、1カ月もたってません。
時間は流れて、見える景色もどんどん変わる中
そんな簡単に気持ちの整理までできるわけないと
自分で言い聞かせてます。
あせらずゆっくりひとつづつ
乳癌と自分の気持ちに向き合います。
感謝をこめて
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