3月4日の手術当日の夜は夕食はなしで
手術3時間後に看護師さんが飲水確認をしてくださり
私はゆっくり水が飲むことができたので
明日の朝まで”水”と”お茶”のみ飲水の許可を頂きました。
手術中に喉からも管を入れているため
人によっては喉が痛くなったり、
飲み込みが困難になる方もいるようです。
私も手術後の看護師さんの飲水チェックの際
最初少し変な感じがし、ゆっくりゆっくりでした。
左手だけには明日の抗生剤の点滴のため
点滴の針は刺さったままですが、
酸素マスクもなく、尿の管を抜いてもらえていたので
体はやっと解放されてほっとできました。
そして手術前とは違い
”もう私の体には悪いものはないんだ”という
見たわけではないので何となくの気持ちですが
ふんわりとした心の安心感も生まれました。
手術前も絶食絶飲で、手術後も食べれない現状ですが
私は食欲はなかった分とにかく喉がかわきました。
看護師さんの飲水チェックのOK後、
私はすぐに水500mlをゆっくりですが1本飲んでしまいました。
そして喉にも管を入れていたから、なにもしていなくても
時々むせて咳がでてケホケホしていました。
ですのでなおさら喉が渇いて、水分を欲しました。
手術後に咳が出ることは多いそうです。
主人が500mlペットボトルの水とお茶とジャスミン茶3本
買ってきてくれて、結局翌朝までに3本飲んでしまいました。
面会終了の20時まで主人がいてくれて
その後は一人になりましたが特に不安もなく
私はそのままずっと寝ていました。
看護師さんも「痛くないですか?痛かったら無理しなくていいから
教えてくださいね」とまめに覗きに来てくださり安心できました。
夜間は何回かトイレに行き、水かお茶を飲みながら
痛みはあるので姿勢を変えるときなどは”ウっ”となりますが
翌朝まで痛止め薬を追加することなく寝ることができました。
翌日、3月5日火曜日の朝は、前日の手術の日の雨とは違い
とても良いお天気でキラキラしていて、太陽が昇って明るくなり
自然と朝6時過ぎには目が覚めました。
昨夜とは違い体も軽くなっていて、爽やかな気持ちでした。
おトイレに行って、お口の中がとにかく気持ち悪くて
歯磨きまではまだ不安だったのでモンダミンでうがいしました。
(私は右の乳癌でしたので右手をあまり動かせませんでした)
昨夜、主人に頼んでモンダミンを買ってきてもらったのですが
夜間もモンダミンはスッキリできて本当に助かりました。
モンダミンはぜひ持参されると役に立つと私は思います。
モンダミンでうがいをしてから
洗面台で昨日は手術で入れれなかったコンタクトを入れ
視界がはっきり見えて、やっと本当の朝を感じれました。
そしてちょっとお腹もすきはじめました。
昨日までは全く余裕がなかった自分の心に
あたたかい穏やかな気持ちも感じることができていました。
うまく言葉に表現できないですが、、、
本当に生まれ変わったようなあたたかい朝を感じました。
手術した個所はモチロン痛いですが
昨日まで体の中にあった悪いものは
私からなくなりました。
乳癌と診断され、
泣いて泣いて絶望した2月18日から
とにかく、ひとつづつひとつづつ
先生と病院と自分、そして祈ってくれた友を信じて
勇気を持って一歩づつでも前に進んだからこそ
今日があります。
感謝をこめて
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