乳癌を告知された日は
願いも込めて乳癌患者になる予定ではなかったから
病院が終わってからお友達と約束をしていました。
私が信頼していて大好きなお姉さん。
都内で素敵なお店をされているお姉さんで
私が都内に住んでいる時は
何かあっても何かなくてもお店をのぞいていました。
毎年私の誕生日は一緒にお祝いしていただき
年末も最後は一緒にお酒を飲み
楽しいことも辛いこともいろいろ話してきました。
私にとって心から信頼している数少ない1人です。
その日からまさかの予想外の乳癌になり
お姉さんとの約束時間より遅れてしまいましたが
久しぶりに再会し最初は笑いながら会話を続けました。
しかし自分の心の動揺と
信頼できる人と一緒にいる安心で
泣いてしまいました。
そして乳癌になったことをお話ししました。
色々お話しました。
私の心もお姉さんのおかげで落ち着きました。
「ひとつづつ、ひとつづつ前に進もうね」
という言葉が私には一番心に響きました。
誰に話せることもなく
都内の病院から電車に乗り一人で帰宅していたら
私はきっとどこかで感情が乱れていたかもしれません。
お姉さんにも
本当に感謝です。
感謝をこめて
message from Setsuko