乳癌 針での組織採取 | ~海を愛し海に守られた乳がん日記~

先ずは7年前の私の恐怖体験。

乳腺の再検査、針での組織採取。

あの痛みは今でも忘れられません。

 

先生から「念のため針を刺しましょう」と。

その時は左乳房の内側だったと思います。

「えっ・・?針って・・」と困惑する私に

「まあすぐ終わるし麻酔はしないです」と。

 

そして太い針を乳房に刺してシュポシュポされました。

たまりません。組織を吸い取っているズズッという鈍い体感と激痛。

最後は「もうムリです、やめてください!」と言ってしまいました。

 

そしてその先生に

「全然取れなかったなー検査できるなー」と嫌味を言われ

求めてもいないですが「大丈夫ですか?」などの言葉も一切なく

ガマンしろよ的なことをいわれました。最悪な検査でした。

 

その後、結果は大丈夫でしたが、こんな対応、先生でしたので

私は自分が信頼でき、納得できる病院を探すことにしたのです。

 

そして出会えたその後から今に至るまで

お世話になっている私が信頼している先生、病院で

今回の乳癌検査のため今月の2月8日に針で組織採取をしました。

 

私の7年前の恐怖体験はトラウマになっていて

今の信頼している先生も私の気持ちをご存じのため

先生、看護師のかた、事前に本当に私を安心させてくださり

繊細にご配慮くださった中で先ず部分麻酔をしました。

今回は右乳房の外側です。

 

部分麻酔を打つ時に先生いわく

「最初チクっとしてインフルエンザの注射みたいな感じかな」と。

そして「じゃいくよ~」と優しいお声とともに、、注射ですので

最初チクっとしてボワーンという感じでした。

特にふつうです。腕にする注射と一緒で最初のチクだけ。

 

そのあと針を3回刺し、3回組織採取をしましたが

痛みは全くなく、あっけないぐらいあっという間に終わりました。

もちろんその間、先生も看護師さんも優しいお言葉とご配慮を

してくださいましたので心の安心が何よりだったかとは思います。

 

今現在も思います。

私の7年前のあの恐怖体験は何だったんだろう。

あの担当した先生の独断なのか、昔は麻酔しなかったのか。

 

それにしてもあの対応、あの言葉はないだろう。。

あんなに有名で人気のある大病院。

しかし私も自分自身でその病院を選んだことも確か。

 

本当に思います。

病院は命を預けるところ。

先生も人間です。

相性もあって当然。

 

忙しかったり、病気によっては時間に限りもあり、

探すことすらできない辛い状況もあるかと思いますが

自分が納得でき、自分が安心できる先生がいるところが

一番の良い治療になると改めて私は実感しました。

 

 

 

感謝をこめて

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