
かつおは、身のしまりが早く、新鮮な状態で食べる事が出来るのは、釣ってから約4~5時間以内のものになります。
その中でも、「もちがつお」と呼ばれるのは春先にとれるもので、 身に脂肪分が少ない為、弾力があり、まるでつき立ての餅のような食感から、その名がつきました。
幾らでも食べられる美味しさで、地元の魚好きの人にとっては、必ず食べたい! 自然に感謝感動の美味しい魚です。
春、白浜に来られたら是非に一度食べて頂きたい逸品。
もどりがつお
秋のかつおは「もどりがつお」と呼ばれ、春から夏にかけて北上し、北海の豊富な餌を食べて脂肪分と脂身を一杯蓄え、丸々と太って紀州の海に戻って来ます。
春の脂肪分の少ないあっさりとした「もちがつお」に対し、秋の「もどりかつお」は脂の乗り切ったふくよかな身で、稀にもどりがつおのもちがつおに巡り合えることもあり、地元ではかつおの旬は年2回巡って来ます。
どちらも逃す事のできない美味しさで、黒潮の海の魚の代表格。
