2004年6月から高校9年生に通っているチョートゥー。 はじめはクラスの半分より下の順位だったのが、毎月毎月順位が上がってきます。
そして遂に、1月にはクラスで一番に。
その頃、ちょっと気になったのが、彼がそれほど一生懸命に勉強している訳でもなく、むしろあまり勉強することに興味を持っているようにも見えません。
毎日、家庭教師の先生が一緒の時間以外に、自発的にあまり勉強をしてるようには見えないのです。 それでもクラスで一番になったのだから、これで来年の国家試験も無事に合格するだろうと安心していました。
ところが何と、学校の先生にプライベートで家庭教師をお願いしていたので、毎回試験のたびに先生から試験問題を事前に教えてもらっており、その答えを暗記して試験にのぞむので良い成績が取れていたということが分かったのです。
特にチョートゥーは個人授業をお願いしていたので、特別に親切(???)にして下さったようです。
毎月の成績アップが決して彼自身の学力アップや勉強への好奇心には繋がっていなかったようです。
ミャンマーの学校について、何も知らなかったものの、半年間一体何をやっていたのかと、愕然とする思いでした。
