彼はごくごく幼い頃に両親と死別し、乳児院からずっと施設で育った、身寄りのない男の子。
元気がよくて、笑顔の可愛いチョートゥーがいろいろな経緯で、私のところで一緒に生活して学校に通うことに!!!
それまで子育ての経験は全くないのに、突然シングルマザーになった気分で、張り切ってみたものの、文化、習慣、言語、それまでの生活環境の全く異なるチョートゥーとの生活は戸惑いの連続でした。 彼も同じ、それ以上に大変だったのだろうと思います。
そして彼を通して、それまで全く知らなかったミャンマーの教育制度や学校の現状が少しづつ分かってくるようになりました。
私が一人でチョートゥーをと高校まで通わせることが出来たのだから、知り合いにお声をかければ、もう一人多くの子供が学校に行けるのではとの思いから、MESO(ミャンマー教育支援機構)の活動はスタートしました。
幸いに主旨にご賛同いただく協力者を得ることができ、2007年からとして、高校への就学支援を開始しました。
10年間にいろいろあったこと、感じたこと、考えたことなども書いていきたいと思います。
