ここ数ヶ月、ミャンマーは急速な勢いで動き出しています。
観光シーズンということで観光客に加えて、各国の要人の来訪、そしてミャンマーでのビジネス展開を見込んでのビジネスマン達が続々と来訪しています。
ホテル、特にヤンゴンのホテルはどこも慢性的に満室状態が続き、突然料金が今までの倍近くになるホテルも珍しくありません。
外国人向けの住宅も不足。家賃はどんどん値上がっています。
外国人達はミャンマーでのチャンス到来と躍起になっており、この変化に敏感に反応して必死になって頑張っているミャンマー人達がいる反面、一般の人々は意外にそうでもないところがあります。
ある会社員の女子社員
「忙しくなって残業したり、休日に休めないのは困る」
「たとえ給料が上がっても、残業や休日出勤はしたくない」
「仕事より家族との時間が大切」などなど。
確かに、今までのんびりと、助け合いながら生活してきたミャンマーの人々。
だからこそ、敬虔な宗教心を持ち、穏やかでいつも微笑みを絶やすことのない、ミャンマーの人々。
そして、そんな人々との出会いが、こころ和み、魅力だったミャンマー。
国の発展とともに、失われるものも多いのかもしれません。
MESO(ミャンマー教育支援機構)