日本でも大きく報道されたと思いますが、
昨日1月13日、ミャンマーで恩赦による受刑者651人の釈放が始まりました。
この中には、キンニュン元首相、
1988年の反政府デモの中心指導者、ミンコーナイン氏、
2007年の抗議活動を率いた僧侶ガンビラ師も含まれています。
ミャンマー人の皆さん、そして私達ミャンマーに関わる者達にとっては、
驚きのうれしいビッグニュースでした。
昨年11月以降のミャンマーは急速な動きで民主化に向かって進んでいます。
昨日のニュースでそれを更に確信することができました。
争いや闘争によって、多くの命を犠牲にすることなく、
静かにしかし着実に変わり始めています。
ミャンマー皆さんが何十年も待ち続けたことが、現実化してきています。
これほど平和に、犠牲者を出すことなく変化していくのは他に例を見ないのではないでしょうか???
これまで多くの方々の犠牲や努力の結果であることを思うと、胸がいっぱいに、涙が出る思いです。
それぞれに人がこの現実を静かに受け止め、そして普段と同じように朝を向けえたのだと思います。
ミャンマーの歴史にとって、大きな変化の時期にヤンゴンで生活していることをしみじみと感じた今日一日でした。