白岩館に泊まった翌朝、清澄養老ライン(千葉県道81号)を鴨川方面に下ってみた。
白岩館は、君津と鴨川の市境付近のちょっとしたサミットの状の場所に位置している。ここから鴨川市街に向かう十数キロの山道に、5本のトンネルが存在する。最近改修された新しいものから、素堀の上にコンクリートを吹き付けた狭いものまでバリエーションにあふれ、ひとつひとつの違いが楽しい。
まずは一本目、西原(にしはら)隧道
古いが、南側坑口は明るく、長年風雪に耐えてきた力強い印象。写真でも判る通り、素堀の上にコンクリート吹きつけ。
次は、四方木(よもぎ)トンネル。
これは北側から。やはり古びて見えるが、内部はしっかりアーチ状。銘板も四方木「隧道」ではなく、四方木トンネル。西原隧道よりずっと新しいはずだが、ずっとくたびれた印象。。。
竣工も1990年と、ほんの20年しか経っていないのだが、漏水が見られる。おそらく元々あったトンネルを拡幅したのだろうが、西原隧道より状態が悪くて先に改修されたのだろう、、、と勝手に想像。
次はニつ穴(ふたつあな)トンネル。
チェックしなかったが、やはり近年改修されたトンネルかと。坑口のデザインが平凡だけど変?(笑)
ついでに、名前も当たり前(トンネルだから穴が2つって普通!?)で、変(笑)
とりあえず、今日はここまで。
【続く】