キーワード【ギター講座】【ギターの弾き方】でユーチューブ2冠のギター講師 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 ユーチューブで【ギター講座】【ギターの弾き方】と検索すると、同じギター講師による同じ動画が1位に出てきます。つまりそのギター講師は【ギター講座】【ギターの弾き方】というキーワードで2冠を達成しているというわけです。

 

 
 見てみると、初歩的なコードからとてもていねいに教えていました。それも【ギターレッスン】で1位に君臨するギター講師T氏とはちがい、初心者を置いてけぼりにする早口説明でもなく、非常にわかりやすい内容で参考になるものです。2冠はうなずけます。

 

 
 しかし、たいへん残念ながら、コードから教えてしまっている時点で根本的にまちがいです。

  

 
 ほかの記事にも書いたことですが、ギターとはたった1本の弦を正確におさえ、正確な音を鳴らすのが非常に難しい楽器です。たった1本の弦すらろくにおさえられない段階で、いきなり2本以上の弦をおさえるコードの練習にとりかかるのはどう考えてもおかしいです。

 

 
 まずは弦1本1本を弾く単音弾きからマスターすべきです。コードは左手の親指以外の4本の指を自在に使いこなせるようになってからとりかかるべきなのです。要するに順番がまったくちがうのです。

 

 
 そもそもコードを弾けるようになったところで、曲を弾けるようになるのはまだまだまだまだ先の話です。コードを弾けるようになったら、次はそのコードを指1本ずつではなくパッとおさえられるようにならないといけません。

 

 
 それをクリアしたら、次はコードチェンジの強大な壁を突破しないといけません。それらをひとつひとつ乗り越えて、ようやく1曲弾くことが可能になってくるのです。ここまでたどり着くのに何ヶ月、人によっては何年かかることやら……。

 

 
 いきなりコードの練習からとりかかってしまった人たちは、曲もなにも弾けない、おもしろくもなんともないそうした練習を、何ヶ月間も何年間も続けないといけないのです。これではあまりのつまらなさにギターを投げ出してしまう人が続出するのは目に見えています。

 

 
 しかし、単音弾きから練習をはじめれば、歌メロやイントロなどを弾けるようになれるので楽しく続けられます。その上、左手の4本の指の弦を正確におさえる技術も身につくので一石二鳥です。

 

 
 初心者の人たちにいきなりコードから教える教則本や指導者は多いですが、まずは単音弾きからはじめるということを理解してもらいたいです。

 

 

 

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